その60) 『提案』は、「ワンアクション」で できるものでないと 相手はやらない。

 

職場であっても 学校であっても 家族の中であっても 

 

 

『誰かに 何かをしてもらったり 提案すること』 

 

 

そうした機会は きっとあるはずです。 

 

 

もちろん、相談支援や援助の場面も同様です。 

 

 

そうした際に 

 

「まず最初にこうやってね、 そして次に こうやって 最後は こうやったら大丈夫!」 

 

 

そうした複数のステップや いくつかの行動が組み合わさった提案をすること 

 

実は 以外に多いようです。 

 

 

こうした複数のアクションを 相手に求めたり、提案したとしても 

 

なかなか うまくいきません。 

 

 

 

提案する本人は その流れを全部理解しているので 簡単に思えるかもしれませんが、 

 

やる方の相手にとっては とても複雑なのです。 

 

「なるほど !わかった。やってみるね」 

 

そう笑顔で答えたとしても  決して やることは ありません。 

 

 

ホンネは 「めんどう」なのです。 

 

 

 

提案には 一つの原則が あります。 

 

 

それは  「ワン・アクション」 です。 

 

 

相手にお願いや依頼する際には ワン・アクションで出来るものを 提案することです。 

 

 

そうすれば 提案された相手にとっても 心理的な負担は あまりなく

 

対応することができます。

 

 

「まずは」ではなく

 

 

「これを やってみてください」

 

 

一つのアクションを提案することです。

 

 

継続して行ったり、習慣化する際にも これは言えることです。

 

 

「ワン・アクションでなければ 続かない」 のです。

 

 

 

相談支援の場面で もし 何か提案をすることがあったならば

 

 

ぜひ ワン・アクションでできるものを 相手に 伝えてあげましょう。 

 

 

きっと うまくいくはずです。 (げんき)

 


 ≪問題解決力がアップするポイント その60≫

相手に何かを提案する時だけでなく、自分自身が何かを始める際も同じです。

「ワン・アクション」「スモール・ステップ」

これは こどもたちに何かを教える際のポイントと同じなのです。(げんき)