その85) イメージできないものは きっとうまくいかない

 

 

今日は、「相談支援」だけでなく 「対人援助」をする際に 

 

とても とても 大切な内容を お伝えしたいと思います。 

 

 

これは 本当に大切なもの です。 

 

 

 

「相談支援」 

 

「対人援助」 

 

 

こうした仕事の先には いったい 何があるのでしょうか? 

 

 

 

それは 

 

問題解決  だったり 

 

幸せな姿   だと思います。 

 

 

この点は きっと 誰も異論はないはず です。 

 

 

 

スーパーバイズしていく中で  気づくことなのですが 

 

 

一生懸命にやっているのだけれど  結果としては あまりうまく いかない方 と 

 

すごく簡単な手順で 力まず 肩の力を抜いて  うまくいく方も います。 

 

 

 

 

この違いは 何ですか? 

 

 

そう 尋ねると  きっと 誰もが こう答えるはず です。 

 

 

「それは経験の違いですよね、場数を踏んでるんですよね」 

 

「勉強されて研修とかも沢山 行かれているからではないでしょうか」 

 

「たぶん、その方の資質とゆうか 持って生まれたものではないですか」 

 

 

 

きっと こうした 経験や知識や資質というのが  一般的な答えです。 

 

 

 

でも 

 

 

実は  それでは ないのです。 

 

 

違いは そうしたものではないのです。 

 

 

 

明確な違い 

 

 

それは 「イメージ」の違いなのです。 

 

 

 

うまくいっている方の 頭の中を開くことはできません。 

 

 

ただ 考え方のプロセスを聴いていくと それは 明確になってきます。

 

最終的に笑顔になっている相談者の顔や行動が描ける。

 

つないだ医療機関や専門機関へ 不安なく通っている姿が見える。

 

今とは違った 半年後の健康的な姿が 見える。

 

 

先のイメージが ありありと描けている。

 

 

これが 決定的な『違い』 なのです。

 

 

 

その絵が描けているからこそ

 

そのルートとしての「プラン」がとても明確になり

 

すべてのプロセスが流れていくように 進行しているのです。

 

 

 

イメージが描けないものは どんなことであれ

 

実現は難しいのです。

 

 

経験が足りません、知識が足りません、

 

でも あきらめる必要は 全くありません。

 

 

 

ありありと イメージできること

 

 

それが 大切なのです。  (げんき)

 

 


僕も最初は 「素人」であり「未経験者」です。 圧倒的に経験も知識も足りませんでした。

でも、周囲に追いつこうと経験を積み上げたり、知識を詰め込んでも その差はなかなか埋まりません。

そこで 一つに絞込みました。それが「結果をイメージすること」です。

そのことがうまくいくことにつながり、それから沢山のケースが来て とんでもない数の経験を積むことが

でき、本で学ぶ以上の「ノウハウ」という知恵がどんどん貯まっていきました。(げんき)