その101) 勉強したことを「加工する」ことが大切なのです。

 

 

保育者の方も、ソーシャルワーカーの方も とても勉強熱心な方が多く 

 

様々な本を読んだり、研修を受講して たくさん勉強されています。 

 

 

とても 素晴らしいことだと思います。 

 

 

 

「勉強すること」 

 

 

それは、自分の知識が増えるだけでなく 

 

サポートする様々な人たち(こどもたちや大人も含めて)のためにも 

 

きっと プラスになるでしょう。 

 

 

 

 

「勉強すること」 

 

 

これは  その「勉強していること」自体も  もちろん大事なのですが、 

 

 

もっと 大事なことが 実は あるのです。 

 

 

 

それは 

 

 

「加工すること」 です。 

 

 

これが 一番大切なのです。 

 

 

「モノづくり」も そうですが、 

 

「材料」そのものが 何かをしてくれるわけではありません。 

 

携帯電話も車も ニンジンやお肉などの食材も そうです。 

 

それだけでは ただの「材料」です。 

 

それを加工して 製品にしたり、料理にして はじめて 喜ばれるのです。 

 

幸せな「モノ」に生まれ変わります。 

 

 

 

みなさんの仕事もそうです。 

 

学んだ「材料」を 「加工」して 誰かの幸せの役にたつように  

 

使える形にすることが 大事なのです。 

 

 

 

学んだ「知識」を 現場で使える形、 その人に役に立つ形にすること 

 

 

それが 仕事なのです。

 

 

 

 

例えば  おばあちゃんが 暑そうだったので

 

扇風機を買ってきてあげたとします。

 

 

それだけでも 喜ばれますが、

 

ここで 一工夫してみては どうでしょう。

 

 

スイッチを わかりやすくするために

 

赤と青のシールを貼ってあげて わかりやすくしてあげる。

 

 

そうした ちょっとした「工夫」で おばあちゃんは 使いやすくなるかもしれません。

 

 

 

その「ちょっとした工夫」を 学んだ「知識」にプラスしてみることが 大切なのです。

 

 

 

学びをより「役に立つ形」に 加工してみましょう。  (げんき)

 

 

 


 ≪問題解決力がアップするポイント その101≫

僕が最初に保育やソーシャルワークを学んだときに、やったことがあります。

それはテキストに書いてある大事な部分に線を引いて、その下に「具体的にはどうやるか」を書きました。

抽象的なものを「具体的な行動」に書き換えてみました。今、それを実践しています。(げんき)