その112) 支援プランは、必ず バックアッププランを作ることが大切です。

 

 

相談支援やソーシャルワークには、「プランニング」があります。 

 

 

支援にあたっての「プラン」を考えるということです。 

 

 

「プラン」というのは、支援にあたっての「目標」にあたるものです。 

 

 

 

ソーシャルワーカーの方やケースワーカーの方と 

 

ケース会議などで お会いして話を伺っていると いつも疑問に思うことがあります。 

 

 

ソーシャルワーカーの方にお話すると 必ず驚かれます。 

 

でも、僕自身は 全く不思議なことではなく、(自然にいつもやっているので) 

 

逆に こちらが驚いてしまうのです。 

 

 

 

 

それは 

 

プランには、 必ず 「バックアップ・プラン」を作るということ です。 

 

 

その目標が達成できなかったときに 

 

最低限、これは必ず達成するという「達成目標」を作り、 

 

そのための 2次的なプランを用意するのです。 

 

 

僕は いつも 3つ 作っています。 

 

 

 

少し努力が必要な 頑張らないといけない「プラン」 

 

今よりも少し頑張ると 達成できる「プラン」 

 

これは 絶対できるだろうという 最低限の「プラン」 

 

 

この3つを 作っています。 

 

 

 

支援をする側も される側も 

 

人の心理として 「目標」を達成できなければ そこで 挫折感を味わってしまいます。

 

 

特に 支援をされる側 (相談者)にとっては

 

「この人に相談しても無理だ」という意識が どうしても芽生えてくるのです。

 

それに 一番大切な ご本人の自信がなくなってしまうのです。

 

 

「どうせ、無理なんだ・・・・」と。

 

 

Aプランが駄目なら Bプランがある。

 

Bプランが駄目でも ここまではできるCプランを用意しておけば

 

 

へこむこともなく、達成感を 相談者の方と共に 味わうことができます。

 

 

 

一つだけのプランで

 

それが 全く駄目だったら

 

相談者にとっては かなり ストレスになるのだと いうことを

 

支援する側は、理解しておかなければ ならないのです。  (げんき)

 

 

 


今日は、事務所で作業をしながらWBCを観戦していました。

とても残念でしたが、沢山の感動と勇気を与えてくださった、侍ジャパンのみなさんに感謝です。

本当にお疲れ様でした!そして ありがとうございました!

ちょっと涙目でした・・・。

先週の16日に僕も 46歳になりました。またこの日に 自分の事務所のソシアルプランが同時に4周年。

そして親と子のメンタルヘルス研究所も3周年を迎えました。同じ日なのでわかりやすいです。

今週からまた新たな気持ちで頑張りたいと思います。(げんき)