その131) 「相談を受ける技術」と「守秘義務を守ること」は別の能力なのです。

 

 

今日は、保育相談ではないお話です。 

 

 

僕は、親と子のメンタルヘルス研究所だけでなく、ソシアルプランという企業向けの 

 

メンタルヘルス支援も行っています。 

 

 

企業内での社内のコミュニケーショントラブル、うつ病などのメンタル不調、 

 

休職中の方の復職支援などのサポートを メール相談、電話相談、対面相談、 

 

研修、コンサルティングなどで サポートしています。 

 

 

こうした 外部の相談機関のことを 「外部EAP」といいます。 

 

 

 

でも、企業様の中には、 内部に相談機関を設けている「内部EAP」という形もあります。 

 

本来であれば、その企業様の産業医の先生、保健師の方、安全衛生委員会などが 

 

中心になって組み立てるのですが、 企業様によっては、資格を持った社員の方に 

 

お任せしている場合もあります。 

 

 

「産業カウンセラーの資格を持っている社員に任せています。」 

 

「メンタルヘルスマネジメント検定を持っている社員にやらせています。」 

 

 

管理職の方から そうした答えを頂く場合も 多いです。 

 

 

そして その資格を持った社員の方が、社内の他の職員からの相談を受けています。 

 

 

 

 

でも 

 

 

こうした形態。   実は 壊れてしまうケースが 多いのです。 

 

 

 

 

資格を持った社員様のところに 沢山の相談がきます。 

 

「これは 誰にも話さないでください・・、実は・・・・・」 

 

「これは ここだけの話でお願いします。 私は・・・」 

 

 

こうして 「誰にも話してはいけない話」を 相談されます。 

 

 

そして 相談者は、自分の中の話を 手放すことが出来たので スッキリします。 

 

「相談できて スッキリしました」 

 

 

 

でも 

 

相談を受けたほうは どうでしょう。 

 

「誰にも話してはいけない話」を 大量に抱え込んでしまったとしたら・・・ 

 

 

秘密の話は 人は 抱え込めないのです。 

 

 

だから 誰かに話してしまうかもしれません・・。 

 

 

それが出来ないとしたら、、、 その人は 壊れてしまうのです。 

 

 

 

その上司の方は びっくりされます。 

 

「産業カウンセラーの資格を持った本人が 不調になるなんて・・・」 

 

 

 

その考え方が 実は 問題なのです。 

 

 

資格は  「死角」に なるのです。 

 

 

 

 

相談を受ける技術と  守秘義務を守ること  は 全く別の能力が必要なのです。 

 

 

 

「守秘義務を守る」ためには

 

受けた相談を自分の中で「保管する技術」が必要なのです。

 

 

 

そうしないと 耐えられずに 誰かに話してしまうのです。

 

 

 

 

僕は 現在 常に 50人以上のクライエント様のフォローをしています。

 

でも 自分以外のスタッフにも この中身をお話することはありません。

 

 

 

スタッフは、みんな 「元気さん 壊れませんか?」と聞いてきますが、

 

「ぜんぜん」と応えています。

 

 

 

 

 

それは 「保管の仕方」を 知っているからです。

 

 

それは もちろん 「こころの中での保管」です。

 

 

相談記録という意味ではありません。

 

 

「保管の仕方」を知っていないと  自分自身が耐えられなくなってしまいます。

 

 

 

相談支援の研修では、 受けたご相談を いかに 自分の中で保管するか

 

そうした内容も お伝えしています。  (げんき)

 

 

 

 

今週は、「研修」ラッシュです。 月から金の5日間で 8個の研修です。

1日2回のダブルヘッターもあります。

ブログの更新がない日もあります。        頑張ります!!(げんき)