その141) 今回の研修のテーマ・・・・保育所での「保護者支援」で一番 大切なこと

 

久しぶりのブログ更新となります。

 

この5月~6月の間で 25回の研修、セミナーでの講師の機会を頂きました。

 

先週末で一区切りがついて 今頃になって 喉が腫れてきました・・。

 

 

九州をぐるりと回り、それから どんどん 北上しながら 先週の最終は神奈川県でした。

 

まるで 長い旅をしているようで とても楽しい時間でした。

 

 

 

今回のテーマは 「保護者支援」です。

 

 

 

研修がはじまる前は、きっと

 

保育士がカウンセリングマインドを持つ大切さ や

 

保育士にも ソーシャルワークの視点を持つ といった 話をするのではないかと

 

皆さんから思われていたようですが、

 

 

終わった後には

 

皆さんが ほっとされて 元気になったと沢山のお声を頂き

 

僕自身も 安心しました。

 

 

 

 

保育士の「保護者支援」にとって

 

 

一番 大切なもの

 

 

それは  カウンセリングマインドでも ソーシャルワークでも ありません。

 

 

 

いつも 自然にやっている

 

『特別』ではない ものなのです。

 

 

 

それは 笑顔で 声をかけることだったり

 

お迎えに来た 保護者を笑顔にしてあげる 一言だったり

 

少し 元気がないときに 励ましたり 勇気づけたり

 

 

 

そうした 当たり前にやっている

 

無意識にやっている ものです。

 

 

 

直接的に 問題や相談に対応することではなく

 

こうした間接的な支援こそ 重要なのです。

 

 

 

 

こうした「間接支援」という土台があるからこそ

 

 

その後の直接支援の際に必要な カウンセリングやソーシャルワークが

 

成り立つのです。

 

 

 

 

 

保育者が いつも 自然にやっている

 

この ごくごく 当たり前にやっている「保護者支援」なくして

 

あらゆる 直接支援は 成立しないのです。

 

 

 

保育士の皆さん 一人一人が やっている

 

そうした 日常の中の支援の大切さに気づいてもらうことが

 

今回の 研修の「目的」でした。

 

 

 

もちろん、カウンセリングマインドも、ソーシャルワークの視点も大切です。

 

 

でも

 

それよりも 大切なものがあり

 

それを すでに 自然にやっていることに 気づいてもらいたかったからです。

 

 

 

今回は、とても有意義な研修の旅でした。

 

 

7月は いったん リセットと新しいプログラムを作り、

 

 

また その後の 第2クールに向けて 僕自身も充電しておきたいと思います。

 

 

研修にご参加頂いた皆さん お疲れさまでした。

 

 

そして  ありがとうございました!(げんき)