その143) 「つなぐ」とは 単にケースをつなぐのではありません。

 

 

「ソーシャルワーク」

 

 

 

一般的には、「つなぐこと」として理解されています。

 

 

他機関との連携といった形で、様々な社会資源を適切につなぎながら

 

問題を解決する「技術」と表現できます。

 

 

 

「つなぐ」

 

その言葉の意味は 実は 大きなものなのです。

 

 

 

 

 

「つなぐ」とは

 

単に 「専門機関につなぐこと」 ではありません。

 

また、「ケース」を AからBという箇所へ移動させることでもないのです。

 

 

 

 

「つなぐ」こと

 

 

それは 「想いをつなぐ」ことなのです。

 

 

 

 

 

相談者の方から 相談をお受けすると

 

支援者は、「想い」を持ちます。

 

 

 

「この方には、幸せになって欲しい。」

 

 

「この方には元気になって欲しい。」

 

 

「この方には笑顔になって欲しい。」

 

 

そうした 相手の幸せを願う「想い」です。

 

 

 

この「想い」をつなぐのです。

 

 

連携とは 「想い」のバトンを次へ「つなぐこと」なのです。

 

 

 

僕は 若手のソーシャルワーカーに

 

 

「想いをつなぐというのは、 自分がご相談者の方に対する想いをつなぐだけでなく、

 

この方は、こういう良いところが沢山ありますと、理解者、支援者をどんどん増やしていく

 

ことです。」

 

 

そう 伝えています。

 

 

 

 

 

「想い」をつなぐことのない『連携』

 

 

「想い」をつなぐことがない 「つなぎ」とは

 

 

単に回しているだけです。

 

 

 

相談者からしてみると 「たらい回しにされた」との思いを抱いてしまうのです。

 

 

 

 

「想い」をつなぐこと

 

それが ソーシャルワークの本質 です。

 

 

 

あらゆる「技術」は、「想い」に裏づけされたものでなくては ならないのです。(げんき)

 

 

 

「想い」は、人と人との関係のすべての基本です。

人は、「技術」を持つと、この「想い」の存在を忘れてしまいがちです。(げんき)