その178) 流れに身を任せるときも 必要なのです。

 

「振り回されている」

 

そんな時は ないですか?

 

 

 

保育の場面で、こどもへの対応をしているとき

 

こちらが話しかけたり 関わろうとすると

 

「知らん」と言って どこかへ 行ってしまったり・・・

 

「いや」と言って 拒否されたり・・

 

 

 

お迎え時の保護者への対応のときも

 

 

こちらから 今日の様子を伝えようとすると

 

「先生、ごめん。時間ないから・・」と そそくさと帰られてしまったり、

 

こちらが話したいことがあったのに

 

一方的に話されて 大事なことを 話すのを忘れてしまったり・・

 

 

 

振り回されてしまい、 ため息と 疲れが どっと・・・

 

 

 

誰でも 一度や二度は 経験があるはずです。

 

 

 

 

「振り回されても」 いいのです。

 

 

そんなときには 何も抵抗せずに 

 

流れに身を任せてしまうことも 大切なのです。

 

 

 

うまく かみ合わないときは  身をまかせること です。

 

 

なんとか かみ合うように働きかけてみれば みるほど

 

うまくいかないもの なのです。

 

 

 

「流れに身をまかせる」 その時のポイントが 一つあります。

 

 

 

それは 「笑顔」でいることです。

 

 

 

「振り回されている」と感じたら

 

 

ただ 笑顔で 見守るだけで いいのです。

 

 

それ以上のことをする必要は ありません。

 

 

 

『振り回されているとき』 表情は 間違いなく 硬いものです。

 

羽毛のように 柔らかいものは 振り回されることはありませんが、

 

石のように硬いものは いくらでも 振り回されてしまいます。

 

 

 

だからこそ 「柔らかく」が大事なのです。

 

 

 

笑顔で見守られていると  人は誰でも 安心します。

 

人は 安心する人に 身を任せたくなるものです。

 

 

笑顔で見守るだけで あなた自身が 「流れ」になるのです。

 

 

 

流れにまかせて ぷかぷかと 浮いているのか

 

それとも 流れに巻き込まれて 落ち込み、沈んでしまうのか

 

それは あなたの気持ち次第です。

 

 

 

1回、2回 振り回されても いいのです。 (げんき)

 

 

 


 

大丈夫。大丈夫。「仕方ないなあ・・もう」と笑顔で見守ってあげましょう。(げんき)