その190) 「愚痴」を薄めてくれる人、膨らませてくれる人

 

職場や友達同士、何かのサークルだったり

 

そうした中で、必ず 見られるもの。

 

 

それは 「愚痴」です。

 

 

会社であれば、会社のやり方であったり

 

職場の上司の悪口であったり ・・・

 

 

友達同士だったら

 

旦那さんに対する不満であったり

 

祖父母に対する苛立ちだったり ・・・・

 

 

何かのサークルだったら

 

今日は、来ていない 仲間のことだったり・・・

 

 

 

いろんな種類の「愚痴」が 複数の人が集まると

 

なぜだか 発生します。

 

 

 

「愚痴」が悪いと言っているわけでは ありません。

 

「愚痴」も 一つのストレス解消であれば

 

それは それで 有効です。

 

 

 

 

「愚痴」が発生すると

 

 

周囲で その「愚痴」を聞いている人は  2つのパターンに分かれます。

 

 

 

それは 「愚痴を薄める人」と「愚痴を膨らませる人」 です。

 

 

 

「そんなことは よくあることよ、気にしちゃ 駄目駄目。もっと楽しく行こうよ。」

 

「そうよね、あるある。でも まあ あの人のやり方だから仕方ないよね。」

 

 

これは 愚痴を薄める人です。

 

 

 

「そうでしょ!あの人変よね。実はね、この前なんかね・・・」

 

「だいたい、あの人は、そういう性格よね。そういうタイプいるいる。あの人さあ・・」

 

 

これは 愚痴を膨らませる人です。

 

 

 

 

周囲の人によって

 

自分が話した「愚痴」が薄まる場合もあれば、膨らむ場合も あります。

 

 

どちらであっても 

 

その「愚痴」がスッキリと解消されるのであれば

 

それは それで いいのですが、、

 

問題は、

 

その「愚痴」が薄まること、 膨らむことによって

 

他人に対する嫌悪感や怒りが 増幅して 強化されてしまうこと。

 

 

この場合は、 問題です。

 

 

 

「話すこと」で スッキリするのであれば まだ 良いのですが、

 

「話すこと」で さらに 益々 感情が高ぶり、怒りや嫌悪感が 増すのであれば

 

その「愚痴」は すでに 「愚痴」ではないのです。

 

 

 

相談支援の場面や職場での会話の中で

 

「愚痴」を話すことで 相手が 益々 感情的になったり、怒りが増すのであれば

 

その「愚痴」は 、「抱えている問題」として 考えなければならないのです。

 

 

 

よく カウンセリングの場面などで

 

「話を聞いてあげるだけで スッキリするのだから 向き合って聴きましょう。」

 

とあるのですが、

 

それは 「スッキリ」する場合のみに 当てはまるもの なのです。

 

 

話せば 話すほど 怒りが増し、感情が高ぶるようなら

 

そこには、「支援」が必要なのです。

 

 

 

相談支援の場面で、

 

「愚痴を膨らませること」は まず ないのですが、

 

「愚痴を薄めよう」としても さらに  感情が高ぶり、怒りが増すようでしたら

 

 

そこには、「支援」だと判断することが 大事なのです。 (げんき)

 

 

 

 

僕が保育相談支援や保育ソーシャルワークの研修でお話している内容を5回に分けて

ご紹介しています。よかったら、こちらもどうぞ。 「保育相談研修の内容から」(第1回)  (げんき)