その191) 近づきすぎると 「相談支援」は、うまくいかなくなる。

 

人と人との関係の中で

 

 

相手の欠点ばかりが目立って イライラしてくること

 

今までは感じなかったのだけれど 最近やたらと 相手の言動が気になること

 

そんな経験は きっと 誰にでも あるはずです。

 

 

 

相手のことを 客観的に見れる状態。

 

相手が理想的に見える状態。

 

 

それは 相手と「距離」がある状態です。

 

 

 

人は 相手と「距離」があれば 客観的に見れるものです。

 

 

だんだん 相手の嫌なことが気になったり

 

欠点を指摘したくなったとしたら

 

それは 相手との距離が近くなった 証拠です。

 

 

 

友達や家族、会社の同僚といった「距離が近い」関係では

 

相手の欠点も気になります。

 

 

それが 時に 喧嘩やトラブルのもとに なるかもしれません。

 

 

 

相談支援の場面でも 同じことが 言えます。

 

 

先生と保護者というのは、

 

友達や、会社の同僚と ほぼ 同じくらい「近い距離」にあります。

 

 

そのため、保護者の言動や態度に

 

嫌な気持ちを感じたり、時に 腹が立つことも あるかもしれません。

 

 

 

それは 保護者と先生の「距離」が 近い証拠です。

 

 

そんなに距離が近くない関係であれば 

 

腹が立つことも、嫌な気持ちも あまり感じることなく

 

冷静に相手を見ることができます。

 

 

 

 

相談支援で 大切なもの

 

実は この「距離感」 なのです。

 

「距離」をとることが 大切なのです。

 

 

 

 

それは 保護者に近づきすぎては いけない。

 

親しくなっては、相談支援は できない。

 

と言うわけでは ありません。

 

 

 

近くて いいのです。

 

いや、保護者との関係は、どちらかと言うと 近いほうがいいのです。

 

 

 

「距離」をとらないといけないもの

 

 

それは  「自分の思い込み」と です。

 

 

一言で言うなら 「先入観」です。

 

 

 

関係が近ければ 近いほど

 

相手のことを知っている、理解していると 思ってしまいます。

 

それは ほとんどの部分は、「自分の思い込み」なのです。

 

 

 

近い関係の人から 相談を受けると

 

「彼女は、だいたいこういうタイプだから きっと こうよね」

 

「いつも そうじゃないの。。」

 

 

話を聞きながら 常に あなたの頭の中にある イメージの引き出しから

 

あなたが知っている「彼女の像」を引き出しているのです。

 

そして それにあわせようと してしまうのです。

 

 

 

相談支援で 距離をとらなければならないもの

 

それは 「自分の思い込み」です。

 

 

 

僕は、近い関係の人から 相談をお受けする時には、

 

いったん、記憶喪失になったつもりで 対応しています。

 

まるで たった今 初めてあった人のつもりで 話を聴いています。

 

 

そうすることで 「自分の記憶」をシャットアウトしています。

 

 

 

相談支援の場面では  自分の思いが邪魔になることもあるのです。(げんき)

 

 

 

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