その211) 傾聴するときのポイントって何ですか?

 

元気先生へ

 

「傾聴は 大切だと思いますが、傾聴するときのポイントって何ですか?」

 

 

研修で必ずご質問を受けるのが、この傾聴です。

 

 

 

「傾聴」

 

これは ただ 相手に話したいことを話してもらって

 

それを 先入観を持たずに 受け止めていくこと    です。

 

 

 

「相手の思いを感じて 受け止めてあげること」 です。

 

 

 

 

これが 「傾聴」です。

 

 

ポイントがあるとすれば

 

「相手を温かく包み込むつもりで」 

 

そういう意識を持つこと です。

 

 

 

でも 一つ 知っておかなければならないことが あります。

 

 

それは

 

 

 

「傾聴」と「問題解決」は 直接関係はない  ということです。

 

 

「傾聴」だけでは 問題は解決しないのです。

 

 

 

 

そこで もう一つ 「傾聴」しなければならないことが あります。

 

 

言葉の通り、「耳を傾けておくこと」 です。

 

 

 

 

それは 「時間」 です。

 

「時間の使い方」 なのです。

 

 

 

一つ大切なことを 伝えると

 

「何かを改善したければ それを改善するための時間を作らなければならない」

 

のです。

 

 

そうしなければ「改善すること」は ありません。

 

 

「改善したい」という願いや思いでは 駄目なのです。

 

「改善する」ために 「時間」をかけなければならないのです。

 

 

『聞いてください、、実は 私 こういう悩みがあるんです、、なんとかしたいんです』

 

 

もし、相談者が そうおっしゃったとしても

 

 

それを「改善する」ために 何も行なわず、改善するための「時間」を

 

使わなければ  その問題は 解決しないのです。

 

 

 

問題を解決するための「傾聴」のポイントは

 

①困っていることは 何か?

 

②その問題を改善するために 「時間」を使っているかどうか

 

 

この2つを 確認すること なのです。

 

 

 

相談者にとって 「傾聴」してくれることは

 

とても 嬉しいものです。

 

 

でも

 

「傾聴」してくれて、さらに「問題解決のヒント」があると

 

もっと 嬉しいものなのです。(げんき)

 

 

 


 

占いではないですが、ある程度の結果というのは 予想できるのです。

それは「言葉」ではなく「行動」を見ることです。「行動」以外に結果は生じないからです。(げんき)