その217) 「人を変える」のではなく、「習慣を変える」のです。

 

相談支援やソーシャルワークの目指すもの

 

それは 「人を変えること」ではありません。

 

 

「その人自身」を変えること ではないのです。

 

 

 

支援者にお手伝いできることは  たった一つなのです。

 

 

それは 「習慣を変える」ためのお手伝いです。

 

 

人の考えや行動の大部分を占めているのは 無意識であり、「習慣」です。

 

 

無意識の「習慣」が その人の問題や不安、悩みを生み出していることが

 

多いのです。

 

 

 

問題を解決する、不安を減らすためには

 

新しい「習慣」が必要です。

 

 

新しい「習慣」を 組み込むためには、今ある「習慣」を見直す必要があるのです。

 

 

 

相談にいらした方 その人自身ではなく

 

 

その方の「習慣」に目を向けることが 大切なのです。

 

 

 

どんな考え方の「習慣」があるのだろうか?

 

どういう行動の「習慣」があるのだろうか?

 

 

そうやって、「習慣」に目を向けて そこに問題の原因があれば

 

新しい「習慣」を提案し、取り込むお手伝いをすることが

 

 

相談支援なのです。

 

 

 

相談にいらした その方自身には ただただ 愛情を持って接して

 

その方の「習慣」には しっかりと目を向けて 改善のお手伝いをすること

 

 

それが 「相談支援」の役割なのです。 (げんき)

 

 

 

 


 

目の前にいる方の言葉の中から「習慣を見抜く」には、やはりコツがあります。

また機会があれば、ブログ内でご紹介したいと思います。(げんき)