その220) 足りないのは どちらですか?

 

相談支援の中でも 特に 先生方が困るケース

 

 

それは 

 

 

「先生は困っているけれど 保護者の方は 困っていない」

 

そんなケースです。

 

 

 

先生方からのご相談で最も多いのは

 

「保護者が困っていないので、動いて頂けないのです・・・」といった内容です。

 

 

そうしたケースでのご相談の際に

 

必ず確認しているものが 2つ あります。

 

 

 

それは 「願望」と「情報」です。

 

 

 

どんな行動であっても 人は この2つがなければ 行動することはありません。

 

 

 

保護者の方に、何とかしたいという「願望」があるのか どうか

 

 

保護者の方は、何をしたらよいかという「情報」を持っているか どうか

 

 

この2つは、絶対に確認しなければならない項目です。

 

 

 

その時に 注意しなければならないのは

 

 

「自分で確認する」という点です。

 

 

 

ご相談頂いた先生に この2点を確認させて頂くと 

 

ほとんどの場合

 

 

「ぜんぜん 問題だと思っていませんし、望んでないと思いますよ」

 

「そもそも 問題だと思っていないので 情報は求めていないのでは」

 

 

というお答が返ってくると思います。

 

 

 

 

「あー、そうなんですね、」 フムフムといった感じて

 

メモを取って 納得する。

 

 

 

このやり方では 決して 問題は解決しません。

 

 

 

「自分で確認すること」が支援者の役割なのです。

 

 

 

 

もちろん、直接 保護者ご本人にお伺いできればいいのですが、

 

それが出来ない状況であれば

 

材料を集めて 検討しなければなりません。

 

 

 

これが 「アセスメント」です。

 

 

「検討すること」が 「アセスメント」なのです。

 

話を聞くだけであれば それは 「ヒアリング」なのです。

 

 

 

足りないのは

 

「願望」なのか、 「情報」なのか?

 

 

 

 

相談をお受けした際に この「不足」に目を向けるように 心がけるだけで

 

 

相談支援のレベルは 格段にあがっていくのです。(げんき)

 

 

 

 

相談支援の際に、何を確認し、どのような次の手を打つかという、チェックリストを作っておくと

保育士の先生方も きっとスムースに対応できると思います。(げんき)