その239) 調子の良い時を想定して「計画」は作らない。

 

相談支援やソーシャルワークでは  「プランニング」という

 

「計画する」作業があります。

 

 

支援の「計画を立てる」作業です。

 

 

 

もちろん、それは 相談支援に限ったことではありません。

 

保育にも「計画」がありますし、

 

自分自身のプライベートなことでも 「計画する」ことは あります。

 

 

 

 

実は この『計画する』という作業

 

人によって やり方は 様々です。

 

 

 

でも この『計画』しだいで 「成果」や「やる気」が左右されるのも事実です。

 

 

 

 

『計画する』ときに 大切な視点が 一つ あります。

 

 

 

それは

 

 

「人は 常にベストな状況とは 限らない」ということです。

 

 

調子が悪い時、やる気がない時も 当然あるのです。

 

 

 

調子が良い時、ベストな時を想定して 計画を立てます。

 

すると 調子が悪い時、それは 実行できなくなります。

 

すると 「計画」は 破綻し、 計画倒れになってしまうのです。

 

 

 

『計画を立てる』時に 大切なこと

 

それは 「最低限、絶対にやること」を決めること です。

 

 

 

どんなに調子が悪く、やる気がなくても

 

これだけは やる、そんな 最低限のラインを決めておくことです。

 

 

 

そうすると

 

計画倒れや破綻を防ぐことができます。

 

 

 

 

計画倒れや 破綻がこわいのは

 

 

「計画がうまくいかない」ことではありません。

 

 

自信を失ってしまうこと なのです。

 

 

 

 

「やっぱり・・できなかった。」

 

「本当に 自分は ダメな人間だ・・・」

 

 

この思いが 次の計画の失敗を 招いてしまいます。

 

 

 

 

『計画』とは 自信を持てるものにする。

 

 

 

そうすることで 「次は もっと」に つながっていくのです。 (げんき)

 

 


 

常に「自信」を持てるように 「計画」するが大切です。

「自信」を失ってしまうと 実行するときに「どうせ、できない」と思い込んでしまうのです。(げんき)