その274) 「気づきをうながす」ための大切な3つのポイント

 

 

「元気先生、あまり問題だと感じていない保護者の支援はどうしたらいいですか?」

 

 

研修時に 質問を頂きました。

 

 

 

相談支援の場面で、支援の必要性を確認するのは

 

①保護者自らが相談に訪れる。

 

②周囲から相談がある。(こどもからの訴えも含まれます。)

 

③他機関から紹介を受ける。

 

 

この3つのパターンです。

 

 

 

問題の内容は ともかくとして

 

①保護者自らが相談に訪れる場合  以外は

 

保護者が 問題だと感じていないケースの方が 多いものです。

 

 

 

もちろん 問題だと感じていないのも

 

①問題そのものに 気づいていない場合

 

②問題には気づいているが あまり触れたくない場合

 

 

こうした「気づいているか、いないか」に分けられます。

 

 

 

 

 

問題に対して 「気づきをうながす」こと。

 

相談支援の中では  とても大切な仕事 です。

 

 

 

 

様々な「相手の想い」を聴く手法やコミュニケーション手法だけでなく

 

日々の信頼関係など 様々なものが絡んできます。

 

 

そうしたものがあって はじめて 相手に「気づいてもらうこと」ができます。

 

 

 

 

でも、、、、

 

とても 難しいもの なのです。

 

 

 

 

相手に「気づきをうながす」時に 大切な3つのポイントがあります。

 

 

 

一つは 「理由」です。

 

 

「なぜ 気づいていないのか」を こちら側が理解していること です。

 

どうして、気づいていないのか、その「理由」を自分なりに想像できることが

 

まず先決です。

 

 

 

二つ目。 それは 「重要性」です。

 

重要だと感じるものは、意識しなくても 頭の中に飛び込んできます。

 

「大事なんです。」と言わなくても、雰囲気や表情から 感じるものです。

 

その問題そのものの 重要性を感じていないのです。

 

 

 

そして 最後の3つめ

 

これがなければ 「気づき」は 表に表現されることは ありません。

 

 

 

それは  「感謝」です。

 

 

「ありがとうございます」という想いや、「大変な中 ありがとう」という 労いの想いです。

 

 

 

 

人は 「ありがとうございます」と言われると

 

必ず そこで 理由を考えます。

 

 

 

なぜ 「ありがとう」と言われなければならないのだろう。

 

そう 考え始めます。

 

 

 

そして、その理由に気づいたときに それが 「重要」なことだったんだと

 

はじめて 認識します。

 

 

「あっ、、それって 重要なことだったんだ」と気づくのです。

 

 

理由がわかり、その重要性に気づいたとき

 

人は また 「ありがとう」の言葉が生み出してくれる

 

 自己重要感や自尊心、役に立っている、良い事をしているのだという思いを

 

無意識のうちに求めて 行動をはじめます。

 

 

こうして 自発的に動き出すのです。

 

 

 

これが 「気づきをうながす」 3つのプロセス です。

 

 

 

 

もちろん その中で 最も重要なもの

 

それは「感謝」の想い なのです。(げんき)

 

 


 

問題を気づかせるのに「感謝」の思いを持たなければならないのか、、ではないのです。

「感謝」の思いがないから、問題に気づいていないふりをしているのです。(げんき)