その292) 「言葉がけ」と「ことばがけ」は 実は違うものなのです。

 

久しぶりの更新となります。みなさんお元気でしたか??

 

ほとんど福岡を不在にしており、ようやく戻ってきました。

 

 

でも来週からは、東京での連続研修がありますので、また福岡不在となります。

 

 

 

8月は、「ことばがけ」の研修が メインのテーマでした。

 

 

「言葉がけ」ではなく、「ことばがけ」の研修 です。

 

特に 0・1・2歳児の場合であれば、「言葉がけ」ではなく「ことばがけ」となります。

 

 

 

 

「言葉がけ」と「ことばがけ」

 

僕は これを 区別して 使っています。

 

 

 

 

僕たちは、無意識のうちに 色んな人へ 言葉をかけたり、

 

言葉をかけられたり しています。

 

 

「元気だしてね」や 「もう少し、頑張ろう」

 

そうした言葉をかけてもらって

 

「うん、ありがとう!」と応える時も ありますよね。

 

 

 

 

相手の気遣いは もちろん 届いています。

 

相手の言葉もちゃんと。

 

 

相手の言葉がすんなり入って、受け止めているのですが、

 

その最中には、特にイメージが 浮かぶことはありません。

 

 

こうしたものを 「言葉がけ」と呼んでいます。

 

 

 

 

では、誰か から アドバイスを受けたとして

 

 

「ねえ、ねえ、 こうした方が喜ぶと思うよ」や 「これの方がしっくりこない」

 

そうした言葉をかけてもらった場合は、どうでしょうか?

 

 

 

その時は、その「言葉」をうけることで

 

相手が喜んでいるイメージや 相手の姿をイメージして

 

頭に浮かべることができます。

 

 

僕は、こうしたものを 「ことばがけ」と呼んでいます。

 

 

 

 

この2つの違いは、 相手が「イメージ」を描くかどうかの違いです。

 

 

 

 

 

「ことばがけ」とは 実は「言葉」ではなく 「イメージ」を届けているのです。

 

 

まさに 「ことば」は

 

(こ)・・・・こころに

 

(と)・・・・とどいた

 

(ば)・・・ばめん

 

 

なのです。

 

 

 

こどもたちへのことばがけは、基本的には この「ことば」がけを多く使っています。

 

イメージをどんどん描いてもらうように

 

映像をどんどん描いてもらうように

 

 

そうすることで 「相手への想い」や「自分のこころの動き」を

 

想像することができる、 「相手の気持ちを察するこころ」が育つからです。

 

 

 

 

「こころを育てる」ために 「ことば」をかける。

 

これが 「ことばがけ」です。

 

 

 

単なる「言葉」を伝え、受け取るだけでは 情報の交換に終わってしまうのです。

 

 

 

 

もちろん、 保護者への「ことばがけ」も 同じです。

 

 

 

どれだけ その場面を想像し、それを感じてもらうことができるか

 

実は そこに 力を入れているのです。

 

 

 

単に「言葉」をかけるだけでは 無意識の反応ですぐに返答は返ってきます。

 

 

でも 「ことば」をかけると  すぐには返答は返って来ません。

 

 

じっくりとその場面を想像して、そして 深く ゆっくりと 

 

 

「あーー そうですよね、、、、そっか」 と ゆっくりと返事が返ってくるのです。

 

 

 

これが 「ことばがけ」 なのです。 (げんき)

 

 

 

こころに届く「言葉」とは、 相手に想像させる「ことば」です。

「ことばがけ」を行なうと相手とのコミュニケーションには「間」が生まれます。(げんき)