その306) 「不安」な時の「不安」と、「不調」の時の「不安」は違う。

 

 

「不安があるんです、、、」

 

「不安なんです、、、」

 

 

 

僕が面談を担当している方は、皆さん全員 「不安」を抱えています。

 

 

「不安」について お話を伺っていくと

 

 

目の前のご相談者の方は、

 

今 「不安」を抱えている状態なのか、

 

「不調」を抱えている状態なのか、

 

少しずつ 形が表れていきます。

 

 

 

 

実は、「不安」と「不調」は違います。

 

 

 

単に心配事などを抱えた状態の「不安」

 

それは こころの部分だけですが、

 

 

「不安」を長く抱え込んで 「不調」になると

 

それは こころと身体の両方に表れてきます。

 

 

 

 

「不安」を抱えた状態でも なんとか 子育ては出来るのですが、、

 

「不調」となると 子育ては とても困難な状態になります。

 

 

 

「不安」なのか、「不調」なのか 

 

そこに 少しでも 気づくために

 

実は お話を伺っているのです。

 

 

 

 

 

単に心配事などの「不安」を抱えている場合と

 

すでに「不調」な状態になって、「不安」を抱えている場合では

 

お話される内容が 少し異なってくるのです。

 

 

 

 

単に「不安」を抱えているときの お話の内容

 

それは 「心配事」 です。

 

 

 

今、抱えている「心配事」について どうしたらよいか、

 

そうした「心配事に対する思い」を話されることが多いのです。

 

 

でも、、体調面でも「不調」をきたした方の「不安」の内容の多くは、

 

「内部感覚」について です。

 

 

「なんともいえない不安感が襲ってきそうなんです、、」

 

「また 動悸やめまいがしそうで 怖いんです、、、」

 

「息苦しさが 一番苦しいです、、」

 

「耳鳴りが またするんじゃないかと思うと、、」

 

 

 

といった 身体的な不調が気になり、

 

意識が 内側に内側に向かって 敏感になっていきます。

 

 

 

それと同時に

 

「あの日は、少し調子が悪かったので、、」

 

「いつもとは違った食事をとったので、、」

 

「乗りなれない乗りものに乗った後だったので、、」

 

 

そうした 引き金となった出来事に意識がいき、

 

それを想像するだけで

 

また 体調が悪くなるのではないかと

 

自分の身体の内側に さらに意識を集中して、ちょっとした身体の微妙な変化が

 

恐怖につながっていき、悪い結果を予測しはじめます。

 

 

 

「不安」を抱えた保護者の方の相談を受けるときには、

 

自分の体調の微妙な変化などの

 

「内部感覚」に不安を抱いていないかどうか、

 

そこを確認することが とても 重要なのです。 (げんき)

 

 

「不安」を抱えた保護者は、保育所でも対応可能なのですが、

「不調」を抱えた保護者の支援となると生活支援が必要となり、ソーシャルワークが必要です。(げんき)