その311) 「アドバイス」とは、『ひらがな練習帳』のようなものです。

 

 

「元気先生、保護者へアドバイスや提案をするときに 保育者は どういう思いで

 

対応してあげたらよいでしょうか?」

 

 

 

保育研修の際に、質問を頂きました。

 

 

 

 

保護者へのアドバイスに限らず、

 

後輩へのアドバイス、 友達へのアドバイス、 同僚へのアドバイス、、、

 

色んなアドバイスの機会が あります。

 

 

 

たとえ どんな「アドバイス」であっても

 

一つだけ 注意しておきたい「ポイント」というものが あります。

 

 

 

 

それは

 

「線は、相手に引いてもらう」 ということです。

 

 

 

 

 

実は 「アドバイス」とは

 

 

「点」と「点」を結ぶ 「線」を示す 作業 なのです。

 

 

 

例えば、親子関係のアドバイスであれば

 

 

親という「点」と 子という「点」を どうやって結んだらよいか

 

そこを結ぶ 「線」の引き方を教えてあげることです。

 

 

 

仕事上のアドバイスであれば

 

自分という「点」と 業務という「点」を どうやって結ぶか

 

 

 

人間関係であれば

 

自分という「点」と 相手という「点」を どうやって結ぶか

 

 

 

その「点」と「点」を結ぶ 「線」の引き方を 示すこと

 

これが 「アドバイス」です。

 

 

 

ただし、アドバイスする側は、「引き方」を示すだけで  

 

その「線」を引いては いけません。

 

 

あくまでも 「点」と「点」を結ぶ「線」を引くのは

 

その方 自身なのです。

 

 

 

実は、「アドバイス」は こどもたちの使う『ひらがなの練習帳』のようなもの なのです。

 

 

 

 

うっすら「文字の形」は描かれているのですが、

 

その上をなぞって 線を引くのは  その方に 任せておくことが 大切なのです。

 

 

 

よく、、

 

「せっかくアドバイスしてあげたのに、まったく行動しないんです、、、、」

 

「やらないのなら、アドバイス求めないで欲しい、、、」

 

 

そうした 支援者の声を耳にすることが あります。

 

 

 

 

 

でも 安心してください。

 

 

今すぐに「線」を引かなくても いいのです。

 

「線」の引き方さえ 伝えてあげれば 

 

あとは その方の「タイミング」で 必ず 「線」を引き始めるから です。

 

 

 

 

 

「アドバイス」×「タイミング」= 「勇気ある行動」  なのです。 (げんき)

 

 

 

最初から うまく「線」が引けることは ありません。でも、何度もやっていくことで

下書きがなくても、 自分で うまく「線」を描けるようになるのです。(げんき)