その325) マニュアルではなく、「アクションカード」を作る方が動きやすい。



先日、ある園長先生から ご相談がありました。



「元気先生、 職員向けに 保護者対応についてのマニュアルを作成しようと


考えているのですが、何かアドバイスをお願いします。。。」




「職員向けのマニュアルを作る」 といった内容でした。





その園長先生には、 すぐに お返事しました。



「保護者対応に限らず、緊急時の避難や事故対応など、職員の方の行動のルールを


作成することは 大切だと思います。



ただ、、マニュアルという形は やめた方がいいかも知れません。」




そう お伝えしました。





決して、 「マニュアル」が悪いと 言っているわけでは ありません。




やめた方が良いとお伝えしたのは、 「製本」という形 なのです。





「製本」すると 頭に入りにくくなるのです。




対応に困る時というのは、 ほとんどの場合が「緊急時」です。



こころに余裕がなく どちらかといえば 焦っている時 です。




そんな時に 枚数の多いものを 一枚一枚めくりながら


探して対応を考えるのは 苦痛なのです。




「緊急時」に欲しいのは



「だから 今 何をしたらいいの?」 に対する 回答なのです。




一目見て わかるもの。



一目見て 動けるもの。




迷いなく 行動できるものでなければ 緊急時には使えないのです。





そのためには 「製本する」のではなく、



1枚のカードにまとめた 「アクションカード」の方が有効なのです。




1枚の紙に  「○○の場合は、 こうしてください。」が明確に記されたものであれば


すぐに 対応し 行動することができます。



(カードは 名刺のような小さなものではなく、A4のコピー用紙などに 書かれて


ラミネートされた ものです。)





保護者への対応も 仮に「緊急性」が なかったとしても


園で決まった対応を 職員に伝えるのであれば


1枚のカードにまとめた方が わかりやすいのです。





「保護者対応マニュアル」と言ってしまうと


なんだか あまり 良いイメージは 持てないのですが、、、



「アクションカード(保護者向け)」と言えば


なんだか 前向きな 「サービスの向上」と受け取られます。 





人の行動は、「イメージ」に大きく左右されるのです。(げんき)






「カード」には、なるべく具体的な指示を書きます。そしてカードの一番下には、その指示を出した人の

名前を記載しています。それは責任を取るという意味ではなく、名前が書いてある方がイメージしやすいのです。(げんき)