その368) 「ある場面」を見つけることが「支援」なのです。



先日、ある「障がい者支援」の会合の中で、質問を頂きました。



「元気先生、障がい者支援を行う場合なのですが、本人と面談する際に


どのような点に気をつけたらよいですか?また、どんな支援をしたらいいですか?」


と いった内容でした。






これは、「障がい」を持たれた方の支援だけでなく、保護者支援やこどもたちの支援


あらゆる「支援」に、すべて共通するのですが、、




まず、「障がい者」という方は、存在しません。


「障がい者」という「人」は、存在しないのです。





「ある場面」でのみ、なんらかの 『障害』 が発生する。


そうした 「ある場面」でのみ  『障害』 が発生する方を、「障がい」をお持ちの方


そう、呼んでいるだけです。



24時間、365日、四六時中、『障害』 があるわけではないのです。



僕のところにいらっしゃる方も、「手帳」をお持ちの「精神障がい者」と言われる方も


もちろん いらっしゃいますが、、


常に 『障害』 があるわけではありません。


『障害』 が発生するのは、 「ある場面」。


特に、 「自分の気持ちと向き合わないといけない場面」 の時だけです。


それ以外の時間は、 何も ないのです。




ご本人との面談で 何をしなければならないか。



それは、 「ある場面」を見つけること。



これが、「面談」の目的です。





どういう場面になった時に、『障害』という生活面での支障や生きづらさが出るのか、


「それ」を 時には、本人に確認し、 もし、ご本人が分かっていなければ


それを 話の中から見つけ出すこと。



これが 「面談」 なのです。





そして、この 『障害』 が発生する、「ある場面」のみ サポートをすること。



これが、「支援」 です。




すべての場面で 「支援」 が必要なわけではない のです。



『障害』 が発生する 「ある場面」を見つけ、


その「場面」でのみ サポートをする。


これが、「障がいをお持ちの方」への「支援」だと 思っています。






これは、保護者支援でも、こどもたちの支援でも


全く 同じもの です。




「生きづらさ」があったり、生活するうえで支障がでる場面を見つけ、


その部分に対して、サポートをしたり、情報を提供したり、アドバイスしたり すること。


それが 「支援」なのです。





その「ある場面」を見つけ出す能力こそ、


「支援」の「質」を決めるもの なのです。 (げんき)






   「ある場面」を見つけ、気づくためには、相手の話の中から「感情」を読み取る必要があります。

   実は、これが「傾聴」の技術なのです。 (げんき)