その400) 関係のない「学び」こそ、大切にするのです。



自分の仕事とは、一見、 関係のないこと。



保育とは、一見、 関係のないこと。



自分のやっている事とは、いっけん 関係のないこと。






その関係のないことを 少しだけでも 学んでみようと思える人。



人と人との成長の「差」というのは、 こうした小さなもの です。






保護者との会話の中で、ふと出てきた 新種の野菜の名前を調べてみる。


テレビ番組で出てきた 新しい介護制度の仕組みを ちょっとだけ調べてみる。


少し疲れ気味の保護者の働いている職場のことを調べてみる。




こうした、ちょっとしたことならば、スマートフォンひとつで 調べることができます。





調べたから どうこうということではなく、


「学びたい」と思ったことが 大切なのです。





「学び」のチャンスは、身近なところにある。




その事に気づいているかどうかが 大切なのです。





もし、ちょっとした興味から、本気で学びたいという 気持ちが生まれたならば


これほど 素晴らしいことは ありません。




小さな「差」は、 こうやって大きく 膨らんでいくのです。






たくさんある「身近な学び」の中で



もっとも、「学び」が詰まっているもの




それは、「人」です。





目の前にいる「人」にこそ



たくさんの「学び」があるのです。





今、こうして この文章を読んでくださっている あなたの中にも



ものすごい量の「学び」があるはずです。




もし、僕が あなたとお話する機会を頂けたなら


きっと たくさんの 「学び」を 手にするでしょう。





いい大学を出ているから、立派な会社にお勤めだから、役職が高いから、



そうしたものが、「学び」の基準では ありません。





すべての「人」には、同じくらいの「学び」の量が存在するのです。





「本気で学ぼう」という気持ちさえあれば


本や教科書がなくても いくらでも 学べます。





「気づき」こそ 「学び」です。




そう思うことができると


「悩み」すら 「学び」に変えることができるのです。 (げんき)





    3年くらいかけて、ようやく 400本目の記事になりました。

  ゆっくりペースですが、、、これからも イチロー選手を見習いながら 1本1本コツコツと書いていきます。(げんき)