その419)相談の場では、必ず3つのバランスを確認します。



僕は、他の方の相談をお受けしているスタッフに 質問することがあります。




「相談に、いらっしゃった○○さんは、バランス取れてますか?」



「うーーん、そうですね、ちょっと 偏っていますね、、」




そうした 短い会話をすることが あります。





基本的に、他のスタッフが面談をしている方の情報を共有することはありません。


相談の内容や個人情報まで 確認することはないのです。




ただ、、 バランスが取れているかどうか、


「3つのバランス」だけは 必ず 確認しています。





それは、「個人」 「家庭」 「仕事」。 この3つ です。




極端に、家庭を犠牲にしてはいないか、


自分自身を犠牲にしてはいないか、


仕事だけになっていないか、または 仕事がおろそかになっていないか、


そうした 「3つのバランス」を 確認しています。





特に、「ワーク・ライフ・バランス」を気にしている、、、わけではありません。





あくまでも、確認しているのは、「面談の場の会話」の中身 です。




相談の中で、ご本人は なかなか気づかないのですが、


これだけ 私は犠牲になっている。


このために 私は これだけ 我慢している。


そうした こころの中の苦しさを ふとした 小さな言葉の中で表現されることがあります。




この「犠牲感」を 感じることができるかどうかは、


これから先の支援に大きな影響を与えるのです。




バランスといっても、「時間」ではありません。



何時間、働いて、何時間、プライベート、、、そういう視点ではないのです。



10時間 毎日働いていても プライベートが充実している人はいます。


たとえ、1日に1、2時間の勤務でも 家にいる間、ストレスに苦しんでいる人もいるのです。



「時間」のバランスではなく、こころの中の「負荷」のバランス




これに気づけるかどうかで 次の支援の手は いくらでも 変わってくるのです。






人も自然も あらゆる出来事がそうですが、


どこか、一箇所に 負荷がかかりすぎると 必ずそこから壊れてしまいます。




壊れる前に「どこから壊れるか」を予測し、すぐに予防することができる。


これが専門家としての最低条件です。


スタッフには いつも そう、伝えています。(げんき)  

 



 「予測できること」は大切です。でも、それよりももっと大切なのは、「予防すること」です。

  わかったら、気づいたら すぐに手を打つ。そこがやはり一番大事なのです。(げんき)