その426)「目的地」到着は、○時○分頃です、という感覚を磨く。




今は、とても便利な時代です。


どこかの場所まで移動するにしても、



たとえば、カーナビだったら、現在地と目的地から おおよその到着時間がわかります。


「目的地」到着は、2時28分ごろです。 みたいな感じです。




スマホの乗り換え案内でも


A駅からB駅までを入れると 勝手に 乗り換え2回 所要時間 48分。


それだけでなく、乗り換え回数や路線を変えて 何パターンも教えてくれます。


本当に ありがたい時代です。




この「現在地」と『目的地』から 「所用時間」を割り出すこと。





実は、相談支援やソーシャルワークを行う際に、もっとも気を使うのが 


まさに この「所用時間」の計算 なのです。





「相談支援」というのは、相談を受けたあとに


「さあ、これから調整しようかなあ・・・・」と考えてはいるけれど、


果たして どのくらいの時間がかかるか、わからないけど、、、


というものでは ありません。




相談をお受けする中で、


現在地と目的地を判断して、おおよその所要時間を計算し、


そこまでの乗り換え回数(つなぎ回数)を複数用意して 所要時間を複数考える。




まさに「カーナビ」や「乗り換え案内」と同じことをやっているのです。




「相談支援」の精度というのは、まさに この「乗換案内」の精度と同じなのです。




この精度をあげるためには、経験を積むしか方法は ありません。




ただ、、、経験が少ないときから 練習できる方法が1つあります。


それは 「時間を均等に配分しない」という練習です。





たとえば、5人の相談をお受けし、今から支援を行う場合


この5つのケースにかける時間を均等にしようとする方がいます。



たとえば 10時間しか時間がない場合、


Aさんに2時間、Bさんに2時間、Cさんに2時間、、、といった感じで、


均等に5ケースに2時間ずつかける。


この発想では、「所用時間」の感覚は身につかなくなります。



時間の振り分けは、誰にでも、どのケースにも、すべて「平等」、、ではないのです。



Aさんに6時間、Bさんに3時間、残りのケースを1時間で計算してもいいのです。


すべては、それぞれのケースの「現在地」次第です。


現在の状況に応じて、時間を配分する感覚を常日頃から気にかけておくと


「所要時間」感覚は 確実に、磨かれていきます。





「時間感覚」を磨くこと。


これが、相談支援の「質」を左右することになるのです。(げんき)






 僕は、この時間配分の精度をあげるのに、「砂時計」を使います。「砂時計」の砂がすべて落ちきる前に

 すべての所用時間を計算するようにトレーニングしています。(げんき)