その428)「限りがあること」を知るから大事にできるのです。



ある保護者の方の相談の中で、こんな言葉が聞かれました。



「どうやったら 優しくできるのでしょうか・・・


優しくするというのは、どういうことなのでしょうか・・・教えてください・・」





「優しくするために」 「優しくなるために」 


どうしたらいいか 




とても難しいテーマです。




「優しい」とは何か



これは、基本的には 自分が決めることではありません。



あくまでも、相手が自分のことを 「優しい」と思うだけで


自分で自分のことを 「優しい」と思うのではないのです。



自分で自分のことを 「優しい」と感じたときには、


そこには 「意図がある」のです。



本当に 人から 「優しいですね」と言われた時には


本人は、ポカンとしてしまい、なぜか意味がわからないものです。



では、「優しく」なるためには、どうしたらいいのか






それは 「限りがあることを知ること」 です。



この世界に「ずっとあるもの」など 存在しません。



親も家族も恋人も友達も 


好きな物も場所も花や動物も



絶対に どこかで お別れする日が 必ず来るのです。




だからこそ、 物を大切にし、人とのつながりを大切にし、


花や動物を大切にし、今という時間を大切にするのです。




「限りがあることを知り、目の前のものを本当に大切に想う」



それを周りが見たときに、「優しい」と思うだけ なのです。





「優しい人」は、「限りがあること」を知っています。


「強い人」は、「限界があること」を知っています。




いつか すべてのものと 別れなければならないと 想うと


胸が熱くなって、愛しさを感じるはずです。




優しくなろうとする必要など ないのです。(げんき)





 

  「生まれた瞬間」から、カウントダウンが始まっていると感じると 本当に切なくなるものです。

  日々のイライラや不満は、そうしたものを忘れさせます。不満は、神様がわざと創ったのです。(げんき)