その436)「考え」を変えて欲しいのですが、どうしたらいいですか?



「元気先生、、保護者が あまり こどもに関わってくれません・・・


どうやって伝えると 考えを変えてくれるでしょうか??教えてください。」




保育士の先生から頂く 質問の多くは、


こうした 「保護者に何とか 考えを変えて欲しいけれど どうしたらいいか?」


といった内容です。





僕は、企業内で働く方の、職場のメンタルヘルス支援も行っています。


また、小学校や中学校だけでなく、高校生、大学生のこどもたちや保護者の方からの


ご相談もお受けしています。






数多くのご相談をお受けしているのですが、、、、




一度も、 相手の「考え」を変えようとしたことは ありません。




 

「考え」とは、誰かから 何か言われたから、 すぐに変わるもの


ではないから です。





仮に、「一瞬」変わったとしても  すぐに 考えは 元に戻ります。



それが 「考え」なのです。






変えるのは、相手の「考え」ではなく、「行動」です。




相手の「行動」を変えるために 言葉がけをするのです。


「行動」が変わると、「感情」が変わり、「考え」が変わります。

 

 



相手を「説得」して、なんとか「考え」を変えてもらおう、、、


そのやり方では 変わらないのです。




そして、相手が「考え」を変えてくれないから、、、ストレスが溜まるのです。






では、どんな「行動」を変える言葉がけをしたら よいか


それを 保育者研修で みなさんにお伝えしています。

 



7月に入り、これから 研修の次のクールが始まるので、


ここでは、内容をご紹介できないのですが。。。





「考え」を変えて欲しいと思う場合には、


その人に どんな「行動」をしてもらう必要があるかを 考えます。




そして、その行動は、


「すぐに」出来て


「簡単に」出来て、


「結果」が、すぐに出るもの、   であれば さらに効果が あります。







そのことを研修でお伝えすると

 

皆さんから出てくる質問も、



「どうやったら 相手の考えは変わりますか??」ではなく、



「どんな行動がいいですか?」に 変わります。






保育者研修も


実は、保育者の「考え」を変えるものではなく、


「行動」を変えるもの なのです。 (げんき)





 7月に入り、今月から「研修」が目白押しです。

 たくさんの先生方とお会いできることを、楽しみにしております!!(げんき)