その439)はじめて「お金」の話をします。



「元気先生、どのようにしたら 先生のような活動ができるのでしょうか?


どこに就職することで 保育ソーシャルワーカーになれますか?」



「私もメンタル面での保護者の支援をしたいと考えています。


どこで働くと、先生のような仕事ができますか?先生のところに就職できますか?」



「ずばり教えてください。食べていけるのでしょうか?私には家族がいますので。」





いつも、このブログを読んでくださる、学生の方、現在ソーシャルワーカーの方から


「どうやったら、この仕事に就くことができるか」


「どうやったら、保育ソーシャルワーカーで食べていけるのか」


そうしたご質問のメールの数が、だんだんと増えてきました。




もう1つの大事な部分である、 「お金」のお話を


このブログで 初めて 少しだけ お話をしたいと思います。






僕には、「保育ソーシャルワーカー募集」という求人があるのかどうか、


わかりません。


一度も検索したことも ありません。



だから、全国どこかには、 そうした求人があるのかもしれませんが、、

ごめんなさい、、、これについては、答えを 持っていません。



 

その答えは持っていませんが、、、皆さんに是非 わかってもらいたいお話。

 


僕の中で 印象にとても残っている体験を1つ お話したいと思います。




僕のところに 相談にいらっしゃる方は、ほぼ全て 大人の方 です。


もちろん、こどもたちが お父さんやお母さんと一緒に来ることもありますが。



 

 

そんな中、 あるご相談者の方が いらっしゃいました。




小学校2年生と保育園児のご兄弟です。 たった二人です。



はじめて こどもだけで 大人に相談することは どれほど怖かったかと思います。



僕の名前を呼んで、 僕の顔を見ると、、


手に持っていた 小さな紙袋を 僕に渡しながら


「おとうさんを 元気にしてください」 と 目を真っ赤にして 伝えてきました。


弟の子も しっかりと 頭を下げています。




僕は 受け取った紙袋を もらって 「開けていい??」と聞くと


僕の目をじっと見て うなづきました。




小さな紙袋のフタのところには、 どうみても 


この子が貼った キャラクターのシールが貼られています。


そして、中には、栗饅頭や小さな羊羹、ちいさな饅頭などが 4つ 入っていました。


大人だから、大人向けのお菓子なんだと思います。


二人で 選んだのだと すぐに わかりました。




「ありがとうねーーー。これ全部大好きよ。うわー嬉しいなあ、ありがとう。」



そして、真剣な想いを込めて

 

「了解。任せといてね」


そう お伝えしました。



それから お父さんが単身で住んでいるところまで 新幹線で向かいました。







もし、、この仕事をやる上での「素質」があるとすれば


この紙袋に入ったお菓子の価値がわかるかどうか だと思います。




お母さんと一緒にではなく、どうしても自分が伝えたかった想い


この紙袋のお菓子に込められた想いが 今回の報酬なのだと 感じることができるかどうかです。




「報酬」ではなく、「約束を守ること」



それが 何よりも 大切なことです。




「約束を守ること」を どれだけ 大切にできるかどうか 

 

 

それが きっと「素質」なのです。





報酬や対価というのは、何も 依頼した人から 入ってくるとは限らないのです。


僕も保育所に保育ソーシャルワーカーとして入っても

 

保育所からも先生からも、保護者からも 報酬や料金を頂くことはないのです。

 

このお話も同じです。


今、目の前にいる こどもから 報酬を頂かなくても


それは、めぐり巡って 違うパイプから 違うチャンスとして やってくるもの なのです。





目の前の人から 報酬がなければ 動けない という思い込みを まずは捨てることです。



そのかわりに、



報酬ではなく、約束に対して どれだけ誠実であるか


そこだけを追求していけば、皆さんが 想像しているよりも 


はるかに大きな報酬を得ることができます。





保育ソーシャルワーカーになること と


お金を稼ぐことは 分けて 皆さんには お話しています。



いつか、機会があれば 「どうやってなるか」という講習会をしたいと思います。(げんき)



 

 何かを養成するということは、その仕事のやり方を教えるだけではなく、

 どうやって それを「職業(なりわい)」とするのかを教えることだと僕は思います。

   きっと みんなが知りたいのは そこなんだと思います。(げんき)