その440)「相談回数」と「問題解決」は、比例するのです。



「相談回数」と「問題解決」は、比例します。



相談回数が増えれば増えるほど、 問題解決のスピードは早まります。


逆に、相談回数が少ないと、 問題解決のスピードも 遅くなります。




保育者研修では、このことを お伝えしています。






そして、 これには もう1つ大切な点が あります。





それは、「問題を解決しよう」と思わないこと です。




考えなければならないのは、


「どうやって相談回数を増やすか」 なのです。





保育相談支援とは、「問題を解決すること」ではなく、


「相談のハードルを下げること」が 目的なのです。




それは、なぜか?



「問題は必ず 次に持ち越される」からです。




実は、卒園までに解決できる問題は いがいに少なく、


ほとんどの問題は、小学校に入っても継続されることが多いのです。



 

 

でも、それは 何も悪いことでは ありません。


こどもが どんどん成長していく 1つの証拠 だからです。





僕は、小学校にも入って 相談をお受けしていますが、



やはり、「相談することに抵抗のない保護者」ほど、


問題の解決スピードが 早くなることを 痛切に感じています。




いつも、ありがたく思うのは、


「きっと、保育所の先生方が きちんと話を聞いてくださったんだろうなあ」


そんな保育者への感謝の想いです。





相談しやすい雰囲気を作り、 相談のハードルを下げること。



その結果、相談することに対しての抵抗がなくなり、



安心して 相談しながら こどもを育てていける。





これが、保育相談支援が目指すものです。







「問題の解決」を、焦れば焦るほど、


今度は、「なかなか解決しない」という苛立ちや不安を さらに生んでしまいます。






「ちょっと、先生 聞いてよーーー!!」


そんな保護者の声に 「今度はなにがありました??」と 笑顔で応えている先生。




そんな場面が増えれば 増えるほど、


いつのまにか 問題も 逃げていって 姿を隠してしまうのです。





「問題」とは、「まっくろくろすけ」のようなもの なのです。(げんき)




 「問題」は、こちらが焦れば焦るほど、喜んでさらに驚かそうとしますが、

  こちらが冷静に対応していれば、 小さくなって さっさと逃げてしまうのです。(げんき)