その446)話し終わった後に、「折り合い」をつけられたら それでいいのです。




こころがとても元気な時と、 こころが憂鬱や不安でいっぱいの時。



身体がとても元気な時と、 体調が悪く 動けない時。






「見える世界」は 違います。



感じるものは 全く 異なってしまいます。





優しいと思っていた人が なんだか冷たく感じたり、、


楽しいと思っていたものが  全く楽しくなかったり、、



明日が楽しみで 仕方なかったのが、


もう 生きていくことすら 嫌になったり、、、





どんな人でも 


誰でも きっと 同じ経験を もっているはずです。






僕のところは、相談機関なので、 いらっしゃる方は


ほとんど みんな


「調子が悪い時に見える世界」を 話してくれます。




不安や憂鬱を抱えた状態で 「見える世界」


それについて 話してくれます。





その時に 僕は 何を感じているか



それは その方が 「調子の良い時に見える世界」 です。




目の前の方が、こころが元気な時って こうなんだろうなあ。。


そんな とても幸せなイメージを頭の中で 描いているのです。




そうやって、元気で、幸せな姿をイメージしながら


今の苦しい胸のうちを 伺っているのです。






なぜ そうするのか





それは 「折り合いをつける場」を 見つけるため です。





調子の良い時と 調子の悪い「今」



その間にある 「折り合いがつけられる場所」を探しているのです。






実は、、「相談支援」というのは、


支援者が アドバイスをしても しなくても 


本当は、どちらでもいいのです。




そこは、重要なところでは ないのです。





一番 大切なのは、


相談が終わったあとに、 そのご相談者が


こころの中の、気持ちの「折り合いをつけられる場所」を見つけられたか どうか


そこが 大事な部分 だから です。





話しをした後に 問題の解決はできなくても



こころの中の「折り合いがつく場」を見つけられたなら



それで 気持ちは 楽になるのです。




その「折り合いがつく場」を見つけられたか どうかは、


話を聞いている側が、 それを見つけられたかどうかで わかります。




話しを聞いている側が 折り合いがつかず なんだか 悶々として 終わったならば


相手も おそらく 同じなのです。

 




「気持ちの折り合いがつく場」を見つけたい。




そのために 人は 相談するのです。 (げんき)






 「調子の悪いとき」とは、こころの大掃除をしている時なのです。

 掃除をするから、また気持ちよく過ごせる。 そうやってまた「調子が良くなる」のです。(げんき)