その447)「キライ」を「好き」に変える方法



もうすぐ夏休みになります。 こどもたちにとっては嬉しい季節です。


僕も 嬉しい季節になります。



夏休みは、こどもたちや、保護者の方との面談やセラピーの季節だからです。





保護者からのご相談で、多いのが


「○○をしないんです、、○○をしようとしてくれないんです、、 どうしたらいいでしょうか。」


という内容です。



生活習慣や勉強、コミュニケーション


内容は、様々ですが、 「嫌がってやらない」「嫌なものはしない」


それについての ご相談です。





保育者研修でも みなさんにお伝えしているのですが、




こどもであれ、大人であれ、 嫌なものは 好きにはなれません。



「嫌なものは、嫌。」 「不快なものは、不快」



-が+に変化するということは、ないのです。



でも、、、


実は、ある何かが加わると 「不快」が「快」に変わることは可能です。



みなさん、こんな経験はないですか? 


○良い人だと思っていたのに、ある場面を見て 嫌な人だと感じたこと。


○逆に悪い人だと思っていたのに、ある場面を見て 本当は良い人だと感じたこと。


○好きなタレントのプライベートを知って、キライになったこと。


○キライだと思っていた食べ物を、口にして、あれっと思って食べれるようになったこと。


○嫌な勉強が、ある先生のお話のおかげで、急に好きになったこと。


                                 まだまだ、あげると切りがありません・・。



きっと 誰でも こんな経験は あるかと思います。



それは、「仕組み」とすれば  こんな形になります。





「不快」を「快」に変えること。


-を+に変えること。


キライを好きに変えること。



そのためには、ある「情報」が 脳に入る必要があるのです。







それが 「意外性」です。



「不快」と「快」の間に、今までの自分の思い込みを壊してしまうようなもの


嬉しい驚きや、思わず声を出してしまうほどの感動


そうした 「意外性」が入ってくると


脳は、「不快」を「快」に変えることが できるのです。





今年の夏も こどもたちとの遊びの中で、

 

僕が気づいた 「キライ」を「好き」に変える 「意外性」のヒントを

 

保護者の方へ プレゼントできたらいいなあと 思っています。(げんき)





 

 今年も 8月31日まで すべての日程をご予約頂き、空きがなくなってしまいました

  基本的にセラピーは相談室では行ないません。その子が一番好きな場所で行なっています。(げんき)