その465)不安定な方は、「基点」を使って「リセット」してもらいます。



僕は、夏休み期間中が、1年間の中で 最も相談が多く、


こどもたちだけでなく、保護者や一般の方からも ご相談の方が 全国からいらっしゃいます。



大人の方の相談の中で、最も多い内容が、「メンタル不調」のご相談です。



今日は、僕が相談者の方にお伝えしている、メンタル面を安定させる方法をご紹介したいと思います。






「不調」というのは、 多くの場合 「きっかけ」があります。



「何か」をきっかけに 「リズムがくるう」「調子がくるう」ことが 多いのです。




規則正しく、同じリズムで、同じパターンで 1日が スムーズに流れていくと


そんなに調子もくるわずに、「不調」になることも まずありません。




ただ、何かのリズムがくるうことで、その後の予定が崩れたりして


そこから、だんだん「不安定」になり、小さな 「きっかけ」から 体調不調にまで


落ちていくことも よくあります。




そのため、なるべく 「生活リズム」を整えることが 重要になります。




僕は、ご相談にいらした方に 3つのお話をしています。



①1日を まず 4ブロックに分けます。


・午前 6:00-午後 0:00

・午後 0:00-午後 6:00

・午後 6:00-午前 0:00

・午前 0:00-午前 6:00 といった形に分けます。


②そして、各ブロックごとに「時間割」を決めてもらいます。


この時間には、何をするという「時間枠」を作って リズムを整えてもらいます。



③「基点」の時間に行なう「行動」を決めてもらいます。


例えば、午前6:00は、「起床」 午後0:00は、「お昼ご飯」


午後6:00は、「夕食の準備」 午前0:00は、「就寝」などが 一般的です。



こうやって 「生活リズム」を整えていきます。





ただ、人が生きていく上で、「イレギュラーな事」や「変更」は やはりあります。


それは、どうしても 起こってしまいます。


・突然の来客や電話

・機械の故障やトラブル

・列車の遅れや交通渋滞

・こどものぐずりや言う事を聞かない など


実は、こうした「イレギュラー」から 自分の「イメージした予定」が


崩れていくことが「きっかけ」となって、調子を崩すことが かなり多いのです。




そうすると 1日が ガタガタと崩れていき、不安や感情が高ぶってきます。




そこで、「基点」を利用して、元の「リズム」に戻します。



午前中は、何だか うまくいかなかった時間も、 午後のお昼ご飯からまた、元のリズムに戻す。


午後から、なんだかうまくいかなくても、夕方の「夕食の準備」から 元のリズムに戻します。



 

これが、「1日を4分割する」理由です。




1日の中で、「リズムを取り戻す基点を作ること」が 重要なのです。




これは、メンタル不調の保護者支援だけでなく、


発達面で気になる子の支援、また 先生自身の「セルフケア」にも使えます。





「リズムを取り戻す基点を作ること」



簡単なことですが、かなり効果はあると思います。(げんき)


  




 「時間割」は、メンタルを安定させる時に使う「道具」です。

 メンタル不調で休職された方が、あまりに「自由」だと再発を招くこともよくあります。(げんき)