その511)「相談支援」を職業とするには発想を変えなければならない。



「いつも、ブログを読ませて頂いてます。元気先生、私は よく友達の相談にのったり、


相談されることが多く、将来は、相談支援を職業にしたいと思っています。


どうやったら これを仕事としてやっていくことができますか?」



ご質問のメールを頂きました。




「相談支援を職業にしたい」



そうした想いをもたれた方が、とても多くいらっしゃることを、本当に嬉しく思います。


これからの皆さんの活躍が大いに期待されます。





「相談支援」を職業にするには、様々な機関に就職することで可能です。




そのこと自体は、それほど困難なことではないと思います。





ただ、、もし独立して行ないたい、、そういう想いがあるとすれば


全く違った 発想を持たなければ難しいかもしれません。





僕の場合なので、あまり参考にならないかも知れませんが、




僕は、常に 50人の方の支援を行っています。



完全に50人で区切っていて、新規のご相談の方は、ケースが解決した時点で


新しく ご相談をお受けして、支援に入ります。



常に、50人ということは、少なくとも 毎日 20人以上の方からメールでの相談があります。


もちろん、多いときは、50人全員からメールを頂きます。


1週間のうちに 面談もかなりの回数があります。


そのため、僕のところの研究所のホームページでは、いつも 予約が×となっている状態が続いています。



そのほか保護者の方以外の、保育者研修でのご相談や、企業内でのメンタルヘルス相談もあるので、 


相談の件数は、毎月150件くらいの数になります。





「相談支援」を職業とすること。



それは 「多くのケースを同時進行する」 ということ です。





1つ、2つのケースであれば 特に意識することはありませんが、



常に 数十件単位で、ケースを見ていくとなると、発想を変えなければならないのです。



よく、児童相談所の方とも やり取りをしますが、やはり多くのケースを抱えておられます。



スクールソーシャルワーカーとして活動していた際も、教育委員会や学校の先生たちが


「児相は、遅い」とよく おっしゃっていましたが、、


それだけ多くのケースを抱えると、遅くなることも、よく理解できます。





「多くのケースを同時進行する」ということは、発想の転換が必要 なのです。




以前、このブログでも「皿回し」を例にして 書いたのですが、



最も重要なのは、「優先順位」の付け方 です。




止まりそうな皿、落ちそうな皿を いかに早く見つけて、回すことができるかが、


上手な「皿回し」のコツです。




そのためには、自分なりのオリジナルの「優先順位」の付け方が必要になるのです。





多くのケースを同時進行していくと



今まで気づかなかったような「優先順位」の付け方 をきっと見つけます。





それに気づいたとき初めて、「職業としてやっていける」



そう、自信を持つ事ができるのです。 (げんき)





 その他にも、「うまく頭を切り替えるコツ」「休む技術」「批判を受け止めるコツ」など、多くのものを

 身につける必要があります。簡単そうに見えるのですが、実は多くの技術が必要な職業なのです。(げんき)