その515)「ゴール」は判定できるような明確な設定が必要です。



「支援」といえば、その後に続く「ことば」は、いったいなんでしょうか?




こうやって、質問をしてみると 様々な答えが返ってきます。




「支援といえば、個人の尊重でしょうか。。」


「支援といえば、お手伝いだと思います。」


「支援といえば、幸せのお手伝いかと思うのですが。」


「支援といえば、・・・」




実に、様々な 答えが返ってくるかと思います。




もちろん、たった一つの答えというものは ありません。





僕の場合は、



「支援」といえば、「ゴール」と考えています。




「ゴール」 つまり、「目指すべき目標地点」 です。






なぜ 支援が必要なのか、


支援をすることで その結果 その方が どのようになるのか。


最終的な「形」がなければ 支援の仕方もわからないからです。




だから、僕は 「支援」とは、「ゴール」と考えています。






ただ、その「ゴール」も


その方の「幸せ」や「笑顔」、「喜び」や「感動」 といった アバウトなもの


そうした、測ることができないものは、「基準」としないのです。




あくまでも、「判定可能」な 到達できたか、出来なかったか 明確にできる


これを「ゴール」の「基準」としています。




基本は、「数」で数えられるものです。




かかる時間だったり、回数だったり、長さだったり、点数だったり、%だったり



そうした「判定できる明確なもの」で「ゴール」の基準を設定します。






「支援」にとって、「前進する」「前に進むこと」は 何よりも大事なことです。




人は、大人であれ、こどもであれ、「成長している」「前に進んでいる」



その『実感』があるからこそ、前向きに頑張ることができるのです。




そのためには、喜びを共有できる、幸せを共有できる 明確な「ゴール」が必要なのです。





一緒に「ゴール」できることこそ、支援者の「しあわせ」なのです。(げんき)






 うまく「ゴール」に辿り着かなかったら、また「新しいゴール」を作って目指したらいいのです。

 その前には、しっかり休むことです。 休んでゆっくりと新しいゴールを作るのです。(げんき)