その525)「他の子と比べる」必要など何もないのです。



保護者の方からの子育ての相談をお受けしていると 


そこには「共通するもの」を感じることが あります。




それは 「どうしても他と比べてしまう」 ということです。





どうしても「他の子と比べてしまいがち」なのです。




でも、これは悪いことではありません。


ごくごく自然な、当たり前のことです。




「他と比べる」というのは、「自分のやり方」を確認する最良の方法です。



だから「他と比べること」は、決して悪いことではないのです。






ただ、、一つだけ覚えておかなければならないこと があります。




それは、「1ヶ月やそこらでは差はつかない」ということです。







1ヶ月くらいで「差」がついてしまうものは、「すぐにやればできること」です。



追いつくことは そんなに難しいことではありません。





ただ、「10年、20年という時間が経つ」と その「差」は大きなものとなります。





この「大きな差」を生み出すのは、



「何を」やり続けたかではなく、「何を」考え続けたか です。





例えば 『歯を磨く習慣』をつけるために 「歯を磨きなさい」と言えば



ただ、「歯を磨くこと」だけに意識を向けます。



そこをもし、「歯茎をやさしくマッサージしてあげなさい」と言えば



意識を向けるのは、「歯茎のやさしいマッサージ」です。





『本を読む習慣』をつけるために 「たくさん本を読みましょう」と言えば



「たくさんの本を読むこと」だけに意識を向けます。



そこをもし、「自分が面白いと思う本を見つけましょう」と言えば



「自分が面白いと感じるかどうか」に意識を向けます。





同じ行動をするにしても、「何を」考えるかで 


10年、20年という時間が経つと、その「差」は大きなもの になります。






そのためには、「何を」やり続けたかではなく、「何を」考え続けたか


大人がそこに、きちんと気づいていなければなりません。






「何を教えるのか」よりも、「どう教えるのか」



結局のところ、そこから「差」というのは生まれてくるのです。 






「他と比べる」ことよりも、「どんな考えを持ってほしいのか」



そこに 大人は意識を向けておくことが大切なのです。(げんき)






 子育てとは、「生き方」を育てることです。

 身についた「生き方」というのは、文字通り「一生もの」なのです。(げんき)