その531) 好き嫌いすると大きくなれないのです。




大人は、こどもたちに こう言います。



「好き、嫌いしちゃ駄目よ。好き嫌いせずに、何でも食べないと大きくなれないよ。」




こどもたちは、仕方なく、、、


嫌いな ピーマンやレバーを 目をギューって 瞑りながら、


味を感じないように、出来る限り 飲み込んでしまおう、、でも飲み込めない、、


こうやって、苦戦しながらも 頑張って食べようとします。



こどもにとっては、大変なのですが、その姿は、実に 微笑ましいものです。






遊びの場面でも 大人は こどもたちに こう言います。



「みんな仲良くしなくちゃ駄目よ。」




人間関係も同じ。



「好き嫌いしちゃ駄目よ。」 なのです。



好き嫌いすると 大きくなれないのです。





好きな食べ物ばかり食べていると 栄養のバランスが偏ってしまいます。


そうすると、しっかりとした身体が作れずに 成長することができません。





人との関係も同じです。



好きな人、仲良しの人だけだと やはり 経験というバランスが偏ってしまいます。


そうすると 強いこころが作れずに 成長することが できません。




やはり、これも 同じなのです。







ただし、毒があったり、食べてはいけない「食べ物」もあります。


そのまま食べることは危険で、いのちを落とす事だってある 食べ物です。


でも、調理の仕方や食べ方を気をつけると 最高に美味しいものだってあります。


また、人によっては、アレルギーなどで「食べてはいけないもの」もあります。





このことは 「人との関係」にも似ているのです。






僕のところには、保育士の先生からの「食べ物」や「食べ方」についての


ご相談もたくさん頂きます。





僕は、その際には いつも相談内容を「食事」という視点ではなく、



「人のコミュニケーション」という視点で 指導方法を考えています。





「食べ物」に対する考え方は


「生き方」や「人との関係」に大きな影響を与える。




僕は、そう考えているからです。





「食育」とは、「人と人のコミュニケーション」につながっている のです。





「食べる」とは「生きる」ということ。




人は、他の人の「知恵」も食べて生きているのです。(げんき)






  大人になると、食べ物の好き嫌いは ほとんどなくなります。何でも食べられるようになります。

  でも、人との関係の中では、「好き嫌い」の感覚だけは ずっと残ったままなのです。(げんき)