その532)メンタル不調になる前に「うさぎとかめ」を思い出すことです。



こどもの頃に聞いた 童話「うさぎとかめ」を 覚えていますか?




うさぎとかめが 丘のてっぺんまで競争することになりました。


うさぎは、最初 圧倒的なリードをするのですが、


余裕のあまり、途中で昼寝をすることで、


最後は、ゆっくり確実にやってきた かめに追い抜かれてしまう。



というお話です。



ほとんど 誰でも 1度は聞いたことのある童話の一つだと思います。





みなさんは、このお話を聞いてどんなイメージを持ちますか?



「私は、どちらかというと うさぎタイプよね・・・」


「私は、あまりてきぱき出来ないので、、本質的には かめタイプかも。。」



そんな風に 自分が うさぎなのか、かめなのか タイプを判断したり、




「このお話は、コツコツ自分の目標に向かって進んでいく大切さを教えているんだ。」


「油断してはいけないという教訓なんだ。」



そうした、このお話の中の教訓をイメージするかもしれません。




うさぎなのか、かめなのか、




そう考えるのではないでしょうか?





僕は、このお話を そのタイトルどおり 


「うさぎとかめ」だと解釈しています。





自分の中に、「うさぎとかめ」を持ちなさい  ということです。



「うさぎか、かめ」ではなく、「うさぎもかめ」も持っていることが大事なのです。




僕の中には、コツコツと目標に向かって地味な努力をしている自分がいます。



そして、もう一人 


ものすごくスピード感を持って仕事に取り組むのですが、途中 休んだり、息抜きしたり、遊んだり


少し「適当な自分」もいます。



うさぎもかめも持っています。




この仕事を始めるまえの昔の自分を振り返ると




最初は、「うさぎ」で、失敗しました。




その後、深く反省し、「かめ」になりました。



でも、「かめ」でも疲れてしまいました。




そこで 自分の中に「うさぎとかめ」が存在することになりました。





コツコツと目標に向かっていく「かめ」もいるし、


スピーディに仕事をこなして、適当に休む、遊ぶ、息抜きする「うさぎ」もいます。




すると、どうでしょう。



こころの中にバランスが生まれ、こころが壊れなくなりました。



「かめ」のようにコツコツとやりながらも、「うさぎ」のようにさっさとやって休んでいる。



「うさぎとかめ」をこころの中に持つことで、目標に行くことも たやすくなったのです。





これが 僕の「うさぎとかめ」のお話です。





「うさぎかかめ」のどちらかだと こころは疲れてしまいます。




 自分の中に「うさぎとかめ」を持ちなさい。なのです。(げんき)








 1日のスケジュールというのは、「うさぎとかめ」の競争のようなものです。

 「うさぎ」の時間もあれば、「かめ」の時間もある。互いに支えあっているのです。(げんき)