その538)元気先生の具体的なソーシャルワークの内容を教えてください。



いつも、このブログを読んで頂いている学生の方から



「保育カウンセリングと保育ソーシャルワークの違いが今一つ まだわかっていません。


元気先生が行なっているソーシャルワークの具体的な内容を教えてください。」


といった内容のご質問を頂きました。


 

今まで、あまり細かく 自分の業務をお伝えしたことはないのですが、今回は少し長くなりますが、

細かな点まで ご紹介したいと思います。





最初に、「保育カウンセリングと保育ソーシャルワークの違い」


僕なりの考え方で お話したいと思います。



まず、両方についている「保育」というのは、


「保育の知識を使って」という意味ではなく、「保育現場で」という意味です。



これが「学校現場で」でしたら、「スクール」が頭につき、


僕がやっている会社のもう一つの業務は、企業内で行っていますので、


「企業内ソーシャルワーカー」「産業ソーシャルワーカー」という形になります。


その他にも「精神科ソーシャルワーカー」などもあるかと思います。




「カウンセリング」と「ソーシャルワーク」の違いですが、


「カウンセリング」は、おそらく なんとなくイメージできるかと思うのですが、


その方の「こころ」の部分にアプローチする援助技術です。



だから、これは どちらかというと「内側」になります。



「ソーシャルワーク」も、もちろん相談援助の際に、「こころ」の部分にアプローチしますが、


基本的には「外側」の調整になります。 その「人」と「環境」。その「人」と「社会」の接点


といわれる部分を相談援助の技術を使ってサポートすることです。



このことから


「ソーシャルワーク」の中に「カウンセリング」の技術も含まれることもありますが、


「カウンセリング」の中に「ソーシャルワーク」が含まれることはないといえます。





そして、僕が行なっている「具体的なソーシャルワーク」の内容ですが、、



あくまでも、僕がやっている内容なので、これが本来の形やボリュームではない。


そう、思ってください。あまり参考にならないかもしれません。




僕が「保育現場」で行っているのは、あくまでも『保育相談支援』です。



このブログのタイトルの通りです。



ここでは、先生や保護者の方からのご相談をお受けしています。



発達面での相談だったり、子育てに関する不安や先生や保護者自身のこころの不調だったり、


そうしたご相談をお受けするのが仕事です。



特に発達面についてや、保護者の子育てに関する不安感については、かなり細かな


サポートを行なっています。


それは、僕がやっている「親と子のメンタルヘルス研究所」の主業務だからです。


「研究所」の業務で言えば、保育現場で「保育カウンセリング」も行なっています。


また通常は、ソーシャルワーカーは こどもたちへの「セラピー」等は行ないませんが、

 

僕はその点も行なっていますし、保護者のメンタル不調に関する「セラピー」も行なっています。




そうした『保育相談支援』を行う中で、「外側」との調整が必要な問題があります。


そうした問題が発生した際に、ここから「保育ソーシャルワーク」を行なうことになります。



例えば、


○虐待の疑いがある場合であれば、児童相談所などとのつながり


○発達面で何らかの支援が必要であれば、療育センターなどとのつながり。


○保護者のメンタル不調であれば、医療へのつなぎ


○経済的な問題や支援が必要であれば、役所等へのつなぎ


○入学の際に不安な問題があれば、学校現場へつなぎます。



こうしたケースについて、外部機関とのつなぎを行ないます。


ただ、丸投げやお任せをするのではなく、あくまでも僕も「一緒に」につなぎます。


 


その他に、ここからは少し領域が変わりますが、


○配偶者のメンタル不調の問題


○職場でのメンタル不調や休職中の復職支援に関する相談


○保護者が働く勤務先での「育児介護休業」に関するご相談


○多重債務などによる法的な問題


○DVなどの家庭の問題


○勤務先でのセクハラ、パワハラなどの問題や給与未払いの問題

 

○職場のコミュニケーション、人間関係の問題


○家族、両親の医療機関の転院のご相談


○介護に関するご相談や介護離職に関する相談



こうしたものにも対応しています。


それは、僕がやっている「企業内ソーシャルワーク」のソシアルプランという会社の業務だからです。

 

僕のところには、提携の社会保険労務士や弁護士もいますし、スタッフは産業カウンセラーや臨床心理士もいます。


また、僕は、労働局の「育児介護休業トラブル防止指導員」もやっていましたので、こうした育児介護休業等の法的な

 

サポートも行なっています。




少し長くなりましたが、以上が 僕が行なっている「ソーシャルワーク」の全体像になります。




あくまでも 

 

『保育相談支援』があり、その中から「保育ソーシャルワーク」が派生している。



そうしたイメージを持ってもらえたらよいかと思います。(げんき)


 



  保育現場で行なっているのは、あくまでも『保育相談支援』。そこに自分が行なっている2つの会社の業務を

 組み合わせた形で、保育ソーシャルワークの領域を広げているのが、僕のやり方です。(げんき)