その548)保護者支援とは「三方良し」が大切なのです。

 

 

商売という世界では、近江商人の商売の秘訣として、

 

「三方良し」と呼ばれるものがあります。

 

 

 

「売り手良し、買い手良し、世間良し」

 

 

 

これが 近江商人の商売の秘訣です。

 

 

 

自分が売り手で、相手が買い手だとしたら、

 

 

自分だけ利益があればいいのではなく、買い手である相手にも利益がないといけない。

 

さらに、それだけではなく、商売に関係のない世間、社会からも

 

「なかなか信用できる商売をされているなあ」と思ってもらわなければならない。

 

 

 

これが、「三方良し」という考え方です。

 

 

 

 

僕は、この「三方良し」という考え方を常に振り返るようにしています。

 

 

では、この順番というのは、どうなっているのか?

 

 

まずは、

 

①自分の利益

 

そして

 

②相手の利益

 

最後に

 

③社会からの信頼

 

 

 

では、、、ありません。 逆です。

 

 

 

①社会からの信頼、社会的な意義

 

②相手の利益

 

③自分の利益

 

 

これが、正しい順番であると考えています。

 

 

 

 

まずは、自分がやる商売が 社会にとって必要なものであり、

 

社会的に信頼されるものであるかどうか 

 

そこが 大切だと思っています。

 

 

 

それでなければ、大きな力、大きな支援を得ることはできず

 

うまくいくことは ないのです。

 

 

 

実は、これは、『商売』の秘訣だけではありません。

 

 

 

「保護者支援」も同じなのです。

 

 

 

保育所での「保護者支援」だけに限っていえば、順番は、

 

 

 

①保育所の「保護者」全体、地域の「保護者全体」の信頼、安心感

 

②相談にいらした「保護者」の信頼、安心感

 

③先生や園、支援者の安心感

 

 

この順番になります。

 

 

 

 

一番、大切なのは、「保護者全体」なのです。

 

 

「相談できるんだ」という「安心感」を持ってもらうことが 一番最初にくるものです。

 

 

そして、2番目が、ご相談にいらした方の「安心感」です。

 

 

そして一番最後に、先生や園、支援者自身の「安心感」があるのです。

 

 

 

 

相談にいらした方だけが「安心」すればよい、、、

 

 

ではないのです。

 

 

 

まずは、「相談できるんだ」という安心感を通園するこどもたちの保護者だけでなく、

 

 

地域の子育て中の保護者にも感じてもらうこと。

 

 

ここが 保育所での「保育相談支援」の「三方良し」の要(かなめ)なのです。

 

 

 

 

そのためには まずは「相談のハードル」を下げること が先決です。

 

 

 

 

何かあったときには、110番すれば良い。

 

何かあったときには、119番すれば良い。

 

駅で何かあったら、駅員さんに 連絡すれば良い。

 

 

 

「保育相談支援」も 同じなのです。(げんき)

 

 

 

 

 

  相談しにくい社会、相談できない社会を「相談できる社会」にするのが僕の目標です。(げんき)