その591)「コミュニケーション」は「引継ぎ」できないのです。

 

 

5月の先生からのご相談。

 

 

その中で、一番多いのが「コミュニケーション」のご相談 です。

 

 

「なかなか前任の先生のように こどもとうまくいきません。」

 

「どうも保護者との関係がぎこちないんです。。。嫌わてるのかしら。。」

 

 

 

こどもとの「コミュニケーション」

 

保護者との「コミュニケーション」

 

 

 

そうした悩みが増えてくるのが、この5月なのです。

 

 

 

特に、自分の前に「前任の先生」がいた場合には

 

「コミュニケーション」の悩みを抱えることも増えてきます。

 

 

それは なぜか?

 

 

 

 

 

それは、「業務」は引き継げても

 

「コミュニケーション」は、引き継げない からです。

 

 

 

 

「前の先生とは、うまくいっていた」から

 

「後任の先生もうまくいく」

 

 

逆に、

 

「前の先生とは、うまくいってなかった」から

 

「後任の先生もうまくいかない」

 

 

そうとは限らないのです。

 

 

 

 

「コミュニケーション」は、引き継ぎ できません。

 

 

 

 

 

「前の人の上に積み重ね」は できないのです。

 

 

もう一度、最初から0から作りあげていくもの です。

 

 

 

 

前の先生が コミュニケーションが上手だった場合、

 

もしかしたら その「ギャップ」は大きいかもしれません。

 

 

だからといって

 

後任の先生の「コミュニケーション能力が低い」わけではありません。

 

そこを間違ってはいけないのです。

 

 

 

 

一番大切なのは、「自分らしく対応すること」です。

 

 

 

 

前任の先生をまねようとすれば、するほど

 

その「ギャップ」は大きくなるからです。

 

 

 

そうではなく、「自分らしく対応」すれば

 

その積み重ねの中で、新しい「コミュニケーション」の形 を築くことができるのです。

 

 

 

 

日々、笑顔を忘れずに

 

丁寧に 正直に対応すること。

 

 

 

 

これが「コミュニケーション」の土台です。

 

 

 

 

 

「コミュニケーション」を引き継ぎするのならは、

 

後任の先生に このことを 伝えてあげたらいいのです。(げんき)