その624)「コミュニケーション」で大事なのは「変換技術」です。

 

 

2018年は、「コミュニケーション」についての「研修依頼」を多く頂いてます。

 

 

 

 

保護者の支援も こどもたちの支援も

 

 

そして 保育者の支援も そうですが、

 

 

人と人の間には必ず 「コミュニケーション」の問題が発生します。

 

 

 

よく、「ことばがけ」の研修でも

 

 

「言葉がけというのは、どういったところに注意が必要ですか?

 

 

伝え方でしょうか?」

 

 

 

というご質問を頂きます。

 

 

 

 

 

 

もちろん、「伝え方」では あるのですが、

 

もっと 細かく言えば

 

 

 

 

「ことば」の「変換技術」です。

 

 

 

 

「ことば」の意味や 自分の「意図」

 

そうした「伝えたい情報」に歪みが生じないように

 

「ことば」に置き換えるときの「変換技術」が大事なのです。

 

 

 

 

 

「変換」がうまくいかないと、、

 

 

 

 

「怒らせてしまいました・・そんなつもりじゃなかったのに・・」

 

 

「決して そんなつもりではないんですよ、、」

 

 

「悪気はなかったのに、変に受け止めらてしまって・・」

 

 

 

 

「一体 どんな伝え方をしたら よかったのですか???」

 

 

 

と、なってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

最近では、ネット上での「翻訳」の技術も 進歩してきたので

 

 

だいぶ「違和感」もなくなってきたのですが、

 

 

 

 

文章などの長めの内容を 翻訳サイトで 翻訳すると

 

 

やはり 「意味がおかしなもの」になったり、「ニュアンスが変な文章」になることは

 

 

まだまだ あります。

 

 

 

 

実は、気づいていないのですが、

 

「コミュニケーション」のトラブルというのは これと同じなのです。

 

 

 

 

「伝えたい内容」 そのものが

 

 

 

相手を中傷したり、攻撃的な内容であれば

 

当然、それは トラブルや相手の感情を苛立てしまうのですが

 

 

 

ごくごく 日常的な 「コミュニケーション・トラブル」は、

 

 

 

「伝えたい内容」そのものは

 

相手を思うものであったり、優しいアドバイスであったり、

 

ポジティブな 内容である場合が ほとんどです。

 

 

双方から「お話」を伺うと それぞれの「言い分」は納得できるのです。

 

 

 

 

 

いかに 「その場」や「その時」といった

 

「状況」にあった「ことば」に「変換する」ことができるか。

 

 

 

 

「変換する」技術

 

 

実は、「練習すること」ができるのです。(げんき)