その646)『準備ができていない時』こそ、「準備の時間」は作らないのです。

 

 

 

 

何かを始めようとするとき、

 

「まだ、準備が出来ていないんですよね、、、」

 

 

そういって、とりあえず 「行動できていない状況」を人に伝えること

 

 

誰にでも よくあることです。

 

 

  

 

 

『準備ができていない時』 

 

 

まさに『準備中』の状態です。

 

 

 

 

 

 

 

人は、「準備ができていない時」

 

 

何かが「足りない状態」 そう思ってしまいがちですが、

 

 

実は、逆 なのです。

 

 

 

 

 

「準備ができていない」というのは、「余計なものがある状態」なのです。

 

 

 

 

 

 

 

「準備ができていない」とは、

 

 

「足りない」のではなく、「余計なものがある」のです。

 

 

 

 

 

 

「準備が出来ていない」から その準備の「時間」を作ろうとする。

 

 

でも、「時間」がなかなか作れないので

 

 

「準備」が遅れてしまい、さらに「先延ばし」になる。

 

 

そして、最後には そのこと自体も忘れてしまう。

 

 

 

 

 

そうではなく、

 

 

「準備ができていない」から「やらないこと」を決めて、

 

どんどん その「余計なもの」を取り除く。

 

そうすると、いつの間にか「準備」ができている。

 

 

 

「準備」せずとも、「準備」ができている状態になるのです。

 

 

 

 

 

 

 

相談の場などで

 

 

ご相談の方から「準備ができていない」と聞くと

 

 

「準備のための時間」を作ろう、作ろうと促す場面をよく見かけますが、

 

 

なかなか 思うようにはいきません。

 

 

 

 

逆に、「余計なもの」を見つけて、それをどんどん 手放すようにサポートすると

 

 

まさに肩の荷が下りるかのように 気持ちが楽になり、

 

 

「スタート」を切ることができます。

 

 

 

 

 

「旅行」の準備で、荷物をキャリーバックに詰めるとき

 

 

これを持っていこう、あれを持っていこうと

 

 

要らないものを どんどん詰めていけば 入らなくなります。

 

 

おのずと 行動も制限されてしまいます。

 

 

 

 

逆に、できる限り「荷物」を絞り込み、コンパクトにしながら

 

 

「現地」で調達するものは、持たず

 

 

途中で捨ててくるものを決めて、バックの中にも余裕をもたせると身軽に行動できます。 

 

 

まさに、「旅行の荷づくり」と同じです。

 

 

 

 

 

 

 

「足りない」のではなく、「余計なもの」を抱えている。

 

 

「動けない」とは、そういう状態なのです。(げんき)