その647)「こころにダメージを受ける」と脳は『あるもの』をシャットアウトします。

 

 

 

人のこころ、人の脳は

 

とても大きな衝撃を受けてしまうと 「あるもの」をシャットアウトしようとします。 

 

 

 

 

 

それは 『言葉』 です。

 

 

 

『言葉』が、届かなくなってしまうのです。

 

 

 

 

大きな悲しみだったり、痛みだったり、そうした「ダメージ」を受けてしまうと 

 

壊れてしまわないように 「考えること」をストップしてしまうのです。

 

 

 

 

そこでの 慰めや説得 そうした『言葉』は届かないのです。

 

 

 

 

 

でも、、

 

 

そうした時でも、こころに届くものは あります。

 

 

 

 

 

それは、『五感』 です。

 

 

「視覚」 「聴覚」 「触覚」 「味覚」 「嗅覚」

 

 

 

という 5つの「感覚」です。

 

 

 

 

『言葉』というのは、

 

 

そのうちの一つの「聴覚」(耳)に届けるものですが、

 

 

それで届かないのであれば、残りの4つを使うことです。

 

 

 

 

 

 

テーブルの上に 小さな花を置いて「視覚」から届けたり

 

 

何も言わずに 頭をそっとなでて「触覚」から届けたり

 

 

みんなで笑いながら食べた あの懐かしい「味」を作って「味覚」から届けたり

 

 

 

パンを焼く香り、台所から感じる夕飯の香り、テーブルの花の香り、

 

そうやって「嗅覚」から届けたり

 

 

 

 

 

『言葉』は使わなくても 

 

相手への「想い」は届けることができるのです。

 

 

 

 

 

『言葉』を使わずに届けた「メッセージ」こそ、

 

 

「希望のメッセージ」なのです。(げんき)