その650)「研修のレジュメ」は、帰ってからは読まないのです。

 

 

研修会などに参加したときに、

 

配布された「研修レジュメ」に 多くの方が メモを取ります。

 

 

 

研修を受講中は、ただ聞いているだけだと かなり疲れてしまうので

 

ちょこちょことメモを取る方が、疲れずに聞くことができます。

 

 

 

でも、、そのメモを 家に帰ってから読む方は かなり少ないと思います。

 

 

 

メモは、ほとんどの方が取るのですが、

 

メモを 帰ってから見返す方は かなり少人数 なのです。

 

 

 

 

僕は、それを前提に 「ホワイトボード」と「貼り物」で進行しています。

 

 

 

 

重要なのは、「形」と「色」、そして「動き」です。

 

 

その場で、「脳」の中にダイレクトに メッセージを入れてしまう。

 

 

そのために、カラフルな「貼り物」 を使用しているのです。

 

 

 

 

 

 

保育の現場というのは、「形」と「色」でメッセージを伝えています。

 

 

 

保育所の中には、こどもたちへのメッセージが 様々な形で表現されています。

 

 

 

 

保育士の先生も「形」と「色」で表現する習慣が身についているので

 

無意識のうちに、頭の中で「メッセージ」を「絵」にすることができるのです。

 

 

ここが、保育士の「強み」と言えます。

 

 

 

 

 

 

 

「保育相談支援」そして「保育相談」という「場」で、

 

保護者に伝えるメッセージをいかに「形」と「色」で表現したらよいか

 

実は、その点は 重要な要素になります。

 

 

 

 

「ことば」で伝えようとすると難しいことでも

 

 

目に見える「形」や「色」で表現することで メッセージはダイレクトに伝わります。

 

 

 

 

 

保護者が抱えている悩みや困りごと

 

 

その解決策を どんな風に見せたらよいのか

 

 

その時に どんなものを使って、どのように見せたらよいのか

 

 

それが、保育士が行う「相談支援」の技術 なのです。

 

 

 

 

なぜか、カウンセラーやソーシャルワーカー

 

他の相談支援員のような「相談支援技術」をイメージしがちですが、、

 

 

 

 

保育士の先生が行う「相談支援」というのは、「保育士」らしく やったらよいのです。

 

 

 

 

 

「保育所の先生」として 相談にのってくれるからこそ

 

 

保護者は、気軽に相談できるのです。(げんき)