その662)「信頼関係」とは、緩やかな階段のようなものです。

 

 

 

 

人間関係のご相談の中で

 

 

「なかなか 人と打ち解けられないんです・・すぐに仲良くなれる人がうらやましい」

 

 

「どうやったら、人とすぐに友達関係になれるんでしょうか?」

 

 

 

そうした悩みを伺うことがあります。

 

 

 

 

 

 

「すぐに友達になれる」

 

「すぐに人間関係を築ける」

 

 

 

そんな人になりたい。 

 

そんな人がうらやましい。

 

 

 

そうした 悩み です。

 

 

 

 

 

すぐにその場に溶け込める人。

 

すぐに打ち解けることができる人。

 

すぐに場を和ませて、親しく話せる人。

 

 

 

 

 

そうした「人間関係作り」や「友達作り」も大切です。

 

 

 

 

 

 

ただ、、「信頼関係作り」というのは また別のものです。

 

 

 

 

それとこれとは、「別もの」なのです。

 

 

 

 

 

 

「信頼関係」というのは、とても緩やかな長いステップで出来ています。

 

 

 

長い長い平坦な関係があって、そして少しだけ「ステップアップ」する。

 

 

 

そうしたら、また長い長い平坦な関係が続きます。

 

 

 

そして、また少しだけ「ステップアップ」する。

 

 

 

 

これが、「信頼関係」のステップです。

 

 

 

 

 

「信頼関係作り」には、

 

 

何も変化がない。 

 

 

変わりがない。

 

 

地味な「つながり」が必要 なのです。

 

 

 

 

 

そして、少しだけ「関係」がアップする。

 

 

 

するとまた 何も変化がない状態が続く。

 

 

 

こうやって、少しずつ出来上がっていくもの。

 

 

 

これが「信頼関係」のステップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「友達作り」が苦手でも

 

すぐに「人間関係」が出来なくても

 

それは、 それでいいのです。

 

 

 

 

それよりも大切なのは、緩やかな「信頼関係」が作れるかどうかです。

 

 

 

 

運命的な出会いや急激な接近

 

 

その事と「信頼関係」とは 何も関係はありません。

 

 

 

 

 

何も変化がない。

 

 

変わらない状況の中で起こる「小さなステップ」

 

 

 

それが大事なのです。(げんき)