その677)「チェックリスト」が作れる人を「リーダー」と呼ぶのです。

 

 

先日、保育者研修が終わった後、 

 

 

「先生は、どんな人がリーダーにふさわしいと思いますか? 

 

やっぱり、チームを まとめられる人ですか?」

 

 

そんな質問を頂きました。

 

 

 

 

 

皆さんにも 質問してみたいと思います。

 

「リーダーにふさわしい人って どんな人だと思いますか?」

 

 

 

そうすると、こんな答えが返ってくると思います。

 

 

●明るくて、周囲を元気にする人

 

●自分の考えを上手に伝えることができる人

 

●コミュニケーション能力が高い人

 

●積極的な人

 

●うまく人をまとめることができる人

 

 

 

こうした答えが、きっと返ってくると思います。

 

 

 

 

僕も 同じイメージを思っています。

 

 

 

 

 

でも、一つだけ なくてはならない「条件」があるのですが、、、

 

 

 

 

それは「チェックリスト」が作れる人

 

 

 

という条件付きです。

 

 

 

 

「チェックリスト」が作れるかどうか

 

 

そこに かなり重きを置いています。

 

 

 

 

「チェックリスト」というのは、何も「作業の手順書」や「忘れ物をしないリスト」

 

というわけでは ありません。

 

 

 

 

「考え方の順番」だったり

 

 

「見るためのチェックポイント」だったり

 

 

 

最低限、これだけは確認しておかなければならない。

 

 

考える時には、この視点を外してはいけない。

 

 

人に対応する時には、ここだけは 必ず伝えなければならない。

 

 

 

 

通常は、「頭の中」で一瞬のうちに起こっている「判断」を

 

「リスト」という目に見える形で、誰もが使えるものにする。

 

 

 

これが、「リーダー」にとっては とても大きな役割 なのです。

 

 

 

 

 

単に「業務の流れ」を理解しているだけでなく、

 

 

「大事なこと」が分かった上で、それを「表現するちから」

 

 

これは、「リーダー」にとっては なくてはならないもの なのです。

 

 

 

 

 

 

「リーダー研修」では、まず「チェックリスト」を作ってもらいます。

 

 

「これについて、チェックリストを作ってください。」

 

 

「このテーマについて、チェックリストを作ってください。」

 

 

 

 

そして、出来たチェックリストを発表し、共有する。

 

 

 

「リーダー研修」では、こうしたものに取り組んでいます。

 

 

 

 

 

 

良い「チェックリスト」は、職員の全体レベルを一気にあげることができます。

 

まさに「リーダー」の役割、そのものなのです。(げんき)

 

 

 

 

 

「そのチェックリスト 是非使わせてください。」

「このチェックリスト 使って」

 

「良いチェックリスト」とは、実は 最高のプレゼントになるのです。

僕は「良いチェックリスト」をまるでコレクターのように集めて保存しています。(げんき)