その696)「夢」や「感動」を分かち合う「場」が「保育所」なのです。

 

 

 

  職員の働く「喜び」

 

 

 

もちろん、経済的なものや処遇というものは 大事です。

 

ただ、「働き甲斐」という点では、絶対に欠けてはならないものが、2つあります。

 

 

 

 

 

それは、「夢」と「感動」です。

 

 

 

 

職に対して、「夢」を持てるかどうか

 

その職を通して、「感動」を受けたり、与えたりすることができるか

 

 

この2点は、不可欠 なのです。

 

 

 

 

 

この「夢」と「感動」がなければ、

 

「給与」が高いところがあれば、そちらに飛び移ってしまいます。

 

 

 

それは、「人の気持ち」としては、 当然なのです。

 

 

 

 

 

その「職」に対する「夢」

 

「職場」で生まれる「感動」

 

 

それがあれば、人というのは、なかなか離れません。

 

 

 

 

 

これは、働く職員だけでなく、「関わる人」 すべてに言えます。

 

 

 

「保育所」であれば、こどもたちであり、保護者であり、地域です。

 

そうした関係先にも「夢」と「感動」が伝わる「保育所作り」を目指したいものです。

 

 

 

 

 

では、そのためには「何」をしたらよいか

 

 

それは「保育観」の共有です。

 

 

 

 

ただ、、これは 「こんな保育所にするよ」という スローガンの共有とは

 

実は、若干違うのです。

 

 

 

 

 

「保育観」を共有するためには、その下地となる

 

「共に与えあう環境」作りが、不可欠なのです。

 

 

 

 

 

「与えあう」とは、

 

・知恵や知識を与えて相手を成長させること

 

・困った事や悩んでいる事があれば、声をかけること

 

・笑顔や思いやり そうした「しあわせ」を与えあうこと

 

 

こうした「環境」作りが 必要です。

 

 

 

 

「保育観」の共有とは、

 

 この「ベース」の上にしか 成り立たないのです。

 

 

 

「スローガン」や「目標」だけを全員の頭に叩き込んでも あまり意味はないのです。

 

 

 

 

 

「与えあう環境」だからこそ、「夢」や「感動」が与えられます。

 

 

「働きやすい職場」というのは、こうした環境なのです。(げんき)