その702)「問題」が発生したら、最初に「時間割」を疑いなさい。

 

 

 

「問題」が発生したら、最初に「時間割」を疑いなさい。

 

 

 

これを、スタッフには、常に伝えています。

 

 

 

伝えている内容を、そのまま 書き出すと

 

 

 

 

「問題」が発生したら、最初に「時間割」を疑ってください。

 

一番最初に行うことは、その人の「時間割」に目を向けることです。

 

 

「人」ではないですよ。「その人」や「周囲の人」に目を向けるのではなく、

 

一番、最初に目を向けること、チェックすることは、

 

あくまでも「時間割」。

 

その人の「1日の行動」 です。

 

 

 

と伝えています。

 

 

 

これは、

 

・保護者と保育者とのトラブル

 

・保育者間の人間関係やトラブル

 

・不登校や登校しぶり

 

・支援が必要な子のサポート

 

・学校でのいじめ

 

・職場の人間関係のトラブル

 

・ハラスメント

 

 

などなど、、、全てにおいて です。

 

 

 

 

問題やトラブルというのは、必ず「人」が絡んでいるのですが、

 

 

最初に目を向けるのは、「人」ではなく、「時間割」。

 

 

つまり 時間をどう使い、どう過ごしているのか

 

 

そこをチェックすることが大事なのです。

 

 

 

 

 

 

例えば、身体の疲れというのは、同じ部位ばかりを使っていると起こります。

 

 

疲れないようにするためには、

 

別の部位を使ったり、適度に「休憩」を入れたり、

 

そうすることで 疲れにくくします。

 

 

 

もちろん、こころの疲れも 同じです。

 

もっと、厳密に言えば、「脳」の疲れも 全く同じです。

 

 

 

右脳ばかり使えば、疲れますし、

 

逆に、左脳ばかり使えば 疲れます。

 

 

右脳と左脳を上手に切り替えるように「仕事」をしたり、

 

「時間」を使えば、「脳」も疲れにくくなります。

 

 

 

「疲れ」は、「時間割」のコントロールで解消できるのです。

 

 

 

 

 

大事なことをお伝えします。

 

 

「元気はつらつ」「元気もりもり」の時に、

 

「トラブル」が起こることは、ごく稀です。

 

「トラブル」や「問題」は、「疲れ」がたまり始めると起こるのです。

 

 

 

そのためには、「時間」をどう使っているのか

 

 

その「時間割」で疲れないのかどうか。

 

 

そこを まず 点検することが重要なのです。

 

 

 

「時間割」に目を向けて、その中で「疲れ」を発生させる要因がない。

 

そう感じた時、初めて「人」に目を向けるのです。

 

 

 

 

 

 

「時間割」を変更するだけで、人の行動は全く変わったものになります。

 

「行動」が変われば、「感情」もまた変わるのです。(げんき)