その711)「教える」つもりで学ぶと、3倍速で成長できるのです。

 

 

 

最近は、研修の会場で、「新任」の先生方にお会いすることが多くなりました。

 

 

「私、今年の4月から保育士になりました。」

 

「私、はじめて学童保育の指導員になったんです。」

 

 

 

「初めて」の先生 です。

 

 

 

「これから たくさん学ぼうと思います。どういう風に勉強したらいいですか?」

 

 

そんな質問も よく頂きます。

 

 

 

 

その際には、いつも 

 

 

「誰かに教えるつもりで、学んだらいいですよ。」

 

 

「3年後に研修で教えるつもりで、毎日の経験を楽しんでくださいね。」

 

 

そう、お伝えしています。

 

 

 

 

 

教わる前から、教えてもらう段階から

 

 

 

「自分がいつか教える」つもりで学ぶと、3倍速で成長できるのです。

 

 

 

これは、保育に限らず、どの業界であっても同じです。

 

 

 

 

 

「新しいこと」を教えてもらう時、

 

「単に」教わるだけでは、それは「習得」にとどまります。

 

 

 

 

でも、、

 

「いつか自分がこれを教える立場になる」

 

 

そう思って、初めから学べば、それは「教材」になるのです。

 

 

 

 

 

「新しいこと」を学ぶだけでなく、

 

「教え方」も学ぶことができるからです。

 

 

 

 

 

「ここを教える時は、もう少し図で示した方がいいな。。」

 

「それは、この表現の方が伝わりやすいと思うけどなあ。」

 

 

 

そうやって考えながら 学べるからです。

 

つまり、「教わる側の心理」も体験することができるのです。

 

 

 

 

 

 

①「新しいこと」を学べる。

②「教え方」も学べる。

③「教わる側の心理」も学べる。

 

 

まさに、3倍 学べるのです。

 

 

 

 

 

僕も、初めての頃が もちろん ありました。

 

 

初めて、保育士として活動した時も、初めて 学童保育指導員になった時も

 

初めて、ソーシャルワーカーになった時にも 

 

 

いつも 「いつか教える」つもりで学んでいました。

 

 

 

 

「今の学び」は、「未来の自分」につながっているのです。(げんき)