その715)「メンタル不調」時には、「何時にこれをする」と決めないことです。

 

 

 

 

メンタル面の調子が悪い時。

 

 

これは、 誰でも多かれ少なかれ 経験したことが あるはずです。

 

 

 

もちろん、自分自身が そうした状況になる事もありますが、

 

周囲(職場の同僚、家族、友人など)の方が、不調に陥ってしまう場合もあります。

 

 

 

 

「メンタル不調」とは、何も 特別なことではない のです。

 

 

 

 

 

では、そんな時 一番 気をつけたいことは 何か。

 

 

調子が悪くても、日常業務や日常生活をしなければならない。。

 

そんな時に、 どのように対応したらよいか 教えてください。

 

 

 

そうした時に、 必ず、アドバイスをしていること があります。

 

 

 

 

 

それは、「時間を決めないこと」 です。

 

 

 

 

「何時に〇〇をする」と決めないようにしてください。

 

 

そう、アドバイスしています。

 

 

 

「でも、、やらないといけないことがあるんです、、、、」

 

 

そう、思われるかと思いますが、心配は、いりません。

 

 

 

 

「何時」ではなく、「この後に」と考えるのです。

 

 

 

 

「何時に、これをする」ではなく、

 

「この後に、これをする」と考えることです

 

 

 

 

 

 

その理由は、「罪悪感を持たない」ためです。

 

 

 

 

「10時にこれをしよう」と考えていて、

 

 

その前に色んなトラブルがあって、、10時34分になりました。

 

 

その時に思うこと、、

 

 

「あーー、10時にできなかった。。。時間通りに行かないなあ・・・」

 

 

そう、思ってしまい、周囲に苛立ちを感じ、できない自分に罪悪感を感じてしまいます。

 

 

 

そして、どっと 疲れてしまうのです。

 

 

 

 

でも「時間」を決めずに、

 

 

「この連絡が終わってから、経理の書類をチェックする。」

 

 

「洗い物が終わってから、〇〇さんに電話する。」

 

 

「算数が終わってから、漢字のドリルをする。」

 

 

 

そうやって、「一つ」が終わってから、「次」に進む。

 

 

 

 

そう考えて取り組むと、万が一 時間がずれ込んだとしても

 

「次」に進むことは、できるのです。

 

 

 

 

 

もし、10時から予定していたものが、

 

 

10時を過ぎてしまえば、、

 

「今日はやる気がしない・・」 「もうやらない・・」

 

と先延ばしになってしまいます。

 

 

 

すると、さらに「今日は、本当に、、調子が悪い、、もう駄目だ、、」と

 

自分で自分を「ネガティブ・スパイラル」に落とし込んでしまいます。

 

 

 

 

 

 

「これ」が終わったら「これ」をする。

 

 

「何時に」とは決めない。

 

 

 

 

そう、考えて 日常の「やること」に取り組むと こころの負担はずいぶん軽くなります。

 

 

 

 

「メンタル不調」を悪化させる 最大の原因。

 

 

それは「人間関係」というよりも

 

 

実は、「時間」なのです。(げんき)