その720)「保育者の努力」に無駄なものなど、何一つないのです。

 

 

 

植物や野菜などを育てて、収穫されるまでの間には、

 

 

 

種を植える → 芽が出る → 花が咲く → 実がなる

 

 

という流れが あります。

 

 

 

 

これは、「自然界のルール」なので、変えようがありません。

 

 

 

種を植えてから、 実がなるまでの間には、

 

 

必ず、「時間」が必要なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

保育者研修では、みなさんに この流れを感じてもらうことを

 

大事なテーマにしています。

 

 

 

 

保育というのは、この「種を植えている」場面 だからです。

 

 

 

 

 

 

よく、保育士の先生が卒園の際に

 

 

「先生、、なんとか卒園までには、そう思って 色々と努力したのですが、

 

ちゃんと成果を出してあげられなくて、悔しいです、、」

 

 

そうやって、涙を浮かべながら 話してくれることがあります。

 

 

 

 

 

でも、、何も心配しなくても いいのです。

 

 

 

 

必ず、「芽は出る」からです 。

 

 

 

 

 

 

僕は、基本的に 保育所から小学校まで こどもたちについていきます。

 

連続して、こどもたちを引き続き 追いかけていくのです。

 

 

 

 

そこで、いつも 気づくことがあります。

 

 

 

それは、「保育者の努力には、何一つ無駄はない」 ということです。

 

 

 

 

 

 

先生方が、園生活の中で

 

汗を流し、涙を浮かべて 頑張った こどもたちへの働きかけというのは、

 

 

 

必ず、「芽が出る」のです。

 

 

 

 

 

 

その「芽」は、小学校1年生の時に出るかもしれません。

 

もしかしたら、突然、3年生になってから 芽が出てくるかもしれないのです。

 

 

 

 

ただ、、間違いなく言えることは

 

 

「蒔いた種は、必ず 芽が出る」ということです。

 

 

 

 

「必ず」なのです。

 

 

 

 

 

無駄な努力、無駄な時間というのは、「保育の現場」にはないのです。(げんき)